どんな人生にも雨の日はある。

登山初心者の山歩きの記録と日常。行ける山から少しずつ。

白馬大雪渓を見に栂池自然園

8/16から一泊で、長野県小谷村にある栂池自然園を歩いてきました。

馬連山の麓にあるので、白馬大雪渓北アルプス後立山連峰の憧れの大絶景を、登らなくてもばばーんと見れるビューポイントがある場所です。

朝日や夕日の山々も見たいから栂池山荘に一泊で、なんて計画してましたが、天気予報はどんどん悪化。当日は泣き出しそうな曇天に、後半は生憎の雨天になってしまいましたが、下界の猛暑もなんのその、平均19℃くらいの別天地を楽しんできました。

北アルプスの最高の絶景、クセになりそうな迫力と美しさでした。曇天でもこれだけ大迫力で美しいなら、晴れていたらもっとすごいのか……と、次回の訪れをもう楽しみにしています。

sizenen.otarimura.com

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日光・千手ヶ浜のクリンソウ群生

6/23木曜日、日光の中禅寺湖にある千手ヶ浜に、クリンソウを見に行ってきました。6/22、23と水木連休でしたが、水曜は用事ありで木曜しか山歩きに当てられる時間はなく。6月上旬からここしばらくは曇や小雨続きの天気で、気温も湿度も高いので近隣低山の山歩きにはイマイチ。この時期湿度から逃れるなら1500m以上に行かないと涼しくないけど、そういう山は遠いから行くなら計画立てて行きたいしー。

そんな中、山SNS(YAMAP)のフォロワーさん達から、中禅寺湖畔の千手ヶ浜のクリンソウ群生が見頃だとのレポが6月上旬あたりからちらほらと上がり始めました。千手ヶ浜のクリンソウが見事だというのは聞いていたし、クリンソウ自体は入笠山などで見ていたけど、それほどまでの群生は見たことがないなと興味を引かれました。もともと中禅寺湖の千手ヶ浜は雰囲気も大好きな場所だし、天気が良くないときは花や植物を愛でるハイクが良いしと、久々に前泊車中泊でなく朝早くから出かけていきました。

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奥裾花自然公園からの白馬→安曇野→糸魚川

『遠くに行きたい……』

前回の八幡平遠征から1ヶ月。職場と自宅の往復にだんだん疲れてくる頃、仕事中に脳裏をよぎるのは遠く、雪がまだ残る凛々しい山脈。新緑の芽吹いたばかりの登山道は、葉っぱの天蓋を通って溢れる日差しに空気まで緑色で、わたる風はまだ残雪の冷たさを含み涼しく、聞こえるのは春セミのしゃわしゃわという鳴き声と、春に喜びを歌う、小鳥たちの求愛のさえずり――。

……長野の奥座敷、戸隠の更に奥にある鬼無里に、奥裾花自然園という水芭蕉の群生地があると聞き、山のあまたのその奥にあるという楽園を見に、5/25に行ってきました。

そこからもうちょい奥へ行くと白馬村白馬村からは1時間くらいで安曇野だし、反対へ2時間行けば日本海だし………?

旅ごころの疼くままに右に左にハンドルを切った二日間の記録です。

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GW東北遠征・八幡平と鳴子温泉

2022GW前半。4/27~4/29まで三連休が取れたので、昨年GWの行き当たりばったり車中泊旅・白駒池から野沢温泉みたいに、登山と温泉絡めた車中泊旅行を画策。当初は安達太良山鳴子温泉の予定が、八幡平アスピーテライン開通のニュースを見て、『八幡平行っちゃう?ドラゴンアイはまだたぶん閉じてるけど』と、急遽、岩手を目指すことに。

八幡平のあるところは、正式名称『十和田八幡平国立公園』。岩手県秋田県青森県にまたがる広大な国立公園です。もうちょい行けば青森って場所(実際、あと100キロ走れば青森だったし)。

自宅からは片道600キロ以上!ストレートに行って6時間です。往復だと1200キロ!日本を北から南まで走れる距離wさあ、どんな車旅になるか?

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スノーシュー・雪の手白澤温泉(奥鬼怒温泉郷)

f:id:Aoituki:20220404125418j:plain3/23水曜日。栃木県の奥地にある奥鬼怒温泉郷、手白澤温泉へ行ってきました。

奥鬼怒温泉郷には4つの温泉宿があります。手前から八丁の湯、加仁湯、日光澤、手白澤です。4湯とも日光国立公園内にあるので自家用車乗り入れ禁止だし、そもそも砂利のスーパー林道しかありません。加仁湯と八丁の湯は宿泊者専用でマイクロバスを出しているので、女夫渕の駐車場まで車で来て、その先は奥鬼怒遊歩道を歩いていくか宿の送迎バスを使うかが選べますが、日光澤と手白澤は車の送迎ナシ。なのでこの二つの宿泊するには、山道を6キロほど歩いていくしか手はありません。

 昨年12月にスノーシューを買って、今年に入ってからあちこちスノーハイクをしてたのは、スノーシューに慣れるためも目的でした。もちろん、それぞれの場所の雪歩きを存分に楽しみましたが、私がスノーシューが欲しかった理由、それは、この奥鬼怒へ冬季に歩いて来たかったからもあるんです。わりとなだらかな登山道で、鬼怒川沿いの為、途中途中で川沿いに広い河原があって。そこを雪の積もった冬季にスノーシュー新雪蹴散らしながら歩き、あったかい温泉で雪見風呂をする。冬は、ハイカー人気の宿でちょいとお高い手白澤の宿泊料金も、一番安い設定になるし、なにより雪が好きな自分には、ずっと雪に飽きるくらい歩けていいんではないかと。

宿泊装備はいつもより荷物が重くなるし、スノーシューハイクは足にスノーシューの重さの負担が来るので長距離は少し心配でしたが、加仁湯までは歩いたことのある道だし、なに、どうにかなるさーと、レッツゴー♪

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