7/22木曜日。五輪のおかげで4連休の初日に土日休みの妹達と休みが合ったので、一緒に奈良子釣りセンターにやってきました。
５月の連休で行った大血川渓流釣り場の後に盛り上がって、ルアー釣り用具一式を買ったものの、なかなか釣りに行けないでいた妹のルアー釣りデビュー戦です。そして我々的には、前回の釣りの後から色々揃えたおニュー釣具のデビュー日ｗ
天気もよく、日差しは暑いけど日陰や渓流沿いは涼しく、久しぶりにエアコンではない自然の風で涼みながら遊べた、大満足の一日でした。
４連休の混雑を予想して、2：30起床3：20出発。3：30には地元の圏央道ICに乗りました。この時間に動くのは釣りも登山もおんなじだなー。しかし、ねみー。江戸川区在住の妹一家とは談合坂SAで待ち合わせ。
談合坂SAには4：30ごろに着いたけど、けっこう満車でした。車中泊も多く、皆、考えは同じかな、早めに出て現地近辺ですこし寝る。妹たちを待つ間、オットも30分程仮眠。
その後合流して、大月ICで下車。途中、コンビニで昼メシなど買い、現地には6：00到着。奈良子釣りセンターの開場は6：30。5月の大血川渓流釣り場が早めに行って成功だったので、今回も駐車場1番乗りでした。支度しながら開場を待ちます。
今回、オットは前回の奈良子の釣りのあとに買った、釣り用肩掛け腰巻きバッグのデビュー。私がパタゴニアのベストフロントスリングを前回の奈良子でデビューさせて、ランディングネットが背中にあるのは使いやすいと言ったら興味が出たらしく。
ロッド収納も付いてるし、脇にランディングネットつけて釣ってましたが、やはりランディングネット持ち歩きは便利だと痛感した様子。ドリンクホルダーもあるので、飲み物も補給できてGOOD！
私も新しいランディングネットを購入。右の木製のネットを数回使って、もう少し直径の大きいランディングネットのほうが取り込みやすいなと。
本当は網の部分がラバータイプが針が絡まなくていいのだけど、ラバータイプは大きいサイズしか見当たらなくて。でもこのネット、軽量化を詠うだけあり軽くていい感じ。
そして尾白川渓谷のトイレでポチった新しい竿、てんから源2.4。おまえさんの実力を試す日が来た。Amazonの口コミとーりならすごくいい竿のハズ。（トイレでポチっただけに、釣り運がついてほしー）
ランディングネットをパタゴニアの釣りバックにつけて準備万端。実は今日が楽しみで楽しみで、しばらくこのままの形で自室のPC机に置いていた。
7/22当日6：00。奈良子釣りセンターに降り立った釣り武装姿ですｗパタゴニアはロッドケースを右側につけられるようになっているので、竿、タモ全てつけた姿。
釣りの時の服装は、基本、登山装備。モンベルのジオライン長袖に10分丈スパッツ。ハーフパンツは水陸両用ですが、普段も登山で使ってます。赤いジップシャツもモンベル。登山用品は丈夫で軽くて涼しいのがいい。靴だけ、キーンのサンダル。
早朝のポンド（ならご池）ではライズで跳ねる魚たち。1番乗りでだれもいない釣り場にたたずむ義弟と姪の後ろ姿、なんか、よい。静けさがこれから始まる戦いｗを予感させるようｗｗ
フランス焼きとイタリア焼きの他に、こんなに変わったメニューもあります。当日はバタバタしていて食べるヒマもなかったけど、今見るとスキレット焼き、ちょっといいなー。
さて、釣り開始です。妹と姪はお揃いのユニクロのハーフパンツが可愛い。
姪はルアー１投目ででかいのかかったけど、糸を切られて逃げられました。ルアー初めての一投目で大物かける、もしやおまえ、ルアー釣り才能あるんか？子供は飲み込みも早いのか、キャストもほぼコントロールできてました。
今日はストリームエリアは増水気味で、てんからよりルアー向き。てんからの私は早々に見切ってそのあとはポンドで釣りました。
一人で釣りながら写真撮ったのでピンボケしてますが、新しい｢てんから源2.4」、よくしなるいい竿でした。6本継で、すでに持ってる｢てんから源3.0｣の8本継より継が少ないのと、全体的に細いせいもあるかもしれませんが、7：3の先調子のはずが胴に乗る感じですごくキャストしやすかった。今回両方使ったので2.4に比べると3.0は7：3の先調子がよくわかる。先がよくしなり、竿的にはしゃっきりした固めが3.0。
2.4は全体でしなる感じで、細かいキャストポイント調整がしやすく感じました。短いのに糸も飛ぶ気がします。ただ、短い分、ポイントに近づかないとならないから魚に気付かれやすいかもという点がありますが、そこはラインの調整でどうにかカバーできないもんかのー。もともとが小渓流攻め用なので、源流域で竿降るかたにはぴったりだと思います。短い分取り回しやすく、軽いのも利点です。
ルアーデビューの妹、初ポンドで開始１時間くらいで一匹目を釣り上げてご満悦。すごいな、私もオットも一回目はほとんど釣れてないのに。
しかし、妹と並んで竿を出すのはとても楽しかった。あそこ居るから投げようとか、たわいない釣り話をしながら釣る、仲間がいる釣りの醍醐味。
黄色とオレンジのマイクロスプーンに食いついてきたニジマス、なかなかのよい形でした。妹にたくさん写真を取らせられましたｗ
この日、餌釣り場は満員とのことで、急遽、餌釣り予定だった姪と義弟もルアー・フライ券に。私がてんから竿２本持参していたし、オットもルアー竿２本あったので、義弟にルアー竿を貸し、義弟も初のルアーデビューとなりました。デビューで義弟も二匹釣り上げ。北海道出身の彼は、若かりしころに海でルアー鮭釣りをしていたのでルアーの投げ方はなかなか上手。でも、｢追いかけてくるけど最後で見切られる｣と嘆いていたｗ
さて、私の新しいタモはというと。
大きくなったのでとってもキャッチしやすい。でも、まだうまく水中でタモに入れられない、一度陸にあげてから入れてしまう。このあたりは数を釣って扱い方に慣れるしかないかな。キャッチ＆リリースコーナーで練習するしかないかも。
どうせ食べるからと陸にあげてしまう。リリースする気持ちで魚を痛めないようにする術を身につけていくのが課題だな。
そして、ポンドでなんと、アマゴが釣れました！
今日の奈良子は全体的に渋くて、ストリームの喰いもポンドの喰いもいまいち。もちろん難易度の高いヤマメ・イワナ池の魚たちなど、毛鉤に見向きもしない。もう一度アマゴが見たいと思っていたので、大満足の釣果ですｗ
今度のアマゴは、目元の赤い点が泣きぼくろみたいな美人さんでした。しかし、アマゴって綺麗。宝石みたい。
12：00ごろに休憩して皆でお昼ご飯を食べて、その後、すこし竿出して14：00に撤収。このあと、釣った魚を捌かないと。奈良子は自分たちで内臓を抜く管理釣り場です。
妹、二匹目はストリームでヤマメを釣ってました。すごい、なかなかでかい！
25cmは固い！それ以上あるかも！やったね、妹。
斑点や体色の感じから、右側二匹が妹で左の二匹が義弟かな？この日の妹一家の釣果は4匹。妹のヤマメが１番でかかった。
私のアマゴ。目のそばの斑点が泣きぼくろかアイシャドーみたいな子。
実は今回、ポンドで釣れた朝の一匹目はヤマメでした。前回、ヤマメは釣れてないので嬉しかった。あとイワナを釣れば奈良子の魚をコンプリートできるぞ。
25cmはないな、22か23くらい？妹のヤマメほど立派ではないけど、それでも嬉しい。
今回の釣果は私が6匹、オットが12匹。合計18匹。
新しくテレスコのアブガルシアの竿と、ダイワのちょっとグレードアップしたリールを購入したオットはほぼストリームで釣ってましたが、竿とリールが扱いやすかったらしく、珍しく私を上回る釣果。そして私の3.0のてんから竿でも６匹ほど釣り上げ、｢てんから、釣れるなー｣と満足してました。18匹から5匹妹一家へ分けて、13匹から4匹が父親へ。我々は9匹食します。後日、アマゴ、ヤマメ、ニジマスの食べ比べをするぞ。
その後、皆で車で30分の道の駅小菅に併設されてる小菅の湯へ移動。PH9.8のぬるぬるのお湯と、源泉水風呂を楽しみました。
ぬるぬるの化粧水みたいな水風呂で冷やされた体が、その後ずっとさらさらで気持ちよくて。このお風呂はまたリピート決定。夏はやっぱり冷泉がいい！女湯の入口にザック置き場もあったりして、登山客にもやさしいいいお風呂でした。kosugenoyu.jp
道の駅でソフトクリームと買い物を堪能したあと、我々は奥多摩方面に、妹たちは大月方面に分かれて帰宅の途に付きます。
奥多摩湖に差し掛かったとこで崩落で青梅方面へ通れないことを知り、秋川方面へ遠回り。途中にあった高台の見晴らし台から奥多摩湖を望む。
夕日が差し込んで天使の梯子が綺麗でした。山道を下ってあきる野あたりで夕飯を食べて圏央道に乗り、地元で買い物したりして21：00着。明日は仕事なので早めに休みました。
翌日、仕事中に妹から届いた写真。
義弟、ワイルドワンにてルアーロッドお買い上げｗ
アブガルシアのリールお買い上げｗｗ
腰につけるフィシングバックお買い上げｗｗｗ
なんか、楽しいかもって言ってたけど、義弟も釣りにハマったらしいです。これで釣り仲間が増えた！いいぞ、これで皆で遊魚券買っての渓流釣りができるぞ！
中国のことわざに
「一日幸福でいたかったら、床屋に行きなさい。」
「一週間幸福でいたかったら、結婚しなさい。」
「一ヶ月幸福でいたかったら、良い馬を買いなさい。」
「一年幸福でいたかったら、新しい家を建てなさい。」
「一生幸福でいたかったら、釣りを覚えなさい。」
ってありますが、我々はこれで一生幸福だよ、義弟よ。
そして、てんから釣りに熱中したあとは手がこーなる。うっかり日焼け止め忘れた手首から先がパンダみたいです。長袖来ていたので腕はカバーしてましたが、手首は盲点だった。
こんな珍しい日焼けをした人がいたら、ああ、釣りするんだなーとなまぬるい目で見てやってください。
