どんな人生にも雨の日はある。

登山初心者の山歩きの記録と日常。行ける山から少しずつ。

白馬大雪渓を見に栂池自然園

8/16から一泊で、長野県小谷村にある栂池自然園を歩いてきました。

馬連山の麓にあるので、白馬大雪渓北アルプス後立山連峰の憧れの大絶景を、登らなくてもばばーんと見れるビューポイントがある場所です。

朝日や夕日の山々も見たいから栂池山荘に一泊で、なんて計画してましたが、天気予報はどんどん悪化。当日は泣き出しそうな曇天に、後半は生憎の雨天になってしまいましたが、下界の猛暑もなんのその、平均19℃くらいの別天地を楽しんできました。

北アルプスの最高の絶景、クセになりそうな迫力と美しさでした。曇天でもこれだけ大迫力で美しいなら、晴れていたらもっとすごいのか……と、次回の訪れをもう楽しみにしています。

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朝2:00起床。埼玉の自宅を3時20分出発。関越から上信越、長野道と順調に進み6:30には白馬のコンビニに居ました。始発は逃したけど7:20頃にはゴンドラに乗り込み、トランジット(笑)のロープウェイ駅へ向かいます。

天気はどんより曇り空~゚゚゚(゚´Д`゚)゚。

ゴンドラ終着駅から200m離れた栂池ロープウェイ駅へ歩いて行きます。ロープウェイは20分間隔で運行してます。麓からゴンドラに揺られて20分、更にロープウェイが10分くらい。麓から合計30分、ロープウェイ乗り換え待ちにかかると40分くらいは必要かな。ロープウェイは8:00の便に間に合いました。

ロープウェイ駅を出て、ここから更に10分くらい舗装路を登ると自然園入り口です。 ここですでに1829m。天気は良くないけど涼しくて気持ちいい~。気温は20℃前後、下界の35℃とか嘘のような快適さ。

 

自然園入り口に着いた。奥の茶色屋根がビジターセンター、その奥の赤い屋根は昔の栂池ヒュッテで今は北アルプス登山の記念館になっています。ここはロープウェイ運行時間帯はビジターセンター内を通らないと自然園へ入れないシステム。入園料320円。

しかし天気は悪い~。今にも泣き出しそう。実際、ちょっとパラパラ来ては止むような感じ。昼過ぎまでは持つという予報を信じる。

ロープウェイ駅方面はわりと明るい。日本海側の新潟などが天気崩れる予報だったので白馬三山側は天気悪いけど、こちら側はまだ持つ感じ。

ベンチにザックを置いて、交互にトイレ行って準備します。今回はいつもの一泊用グレゴリーではなく、日帰り用のミレー。

奥が栂池ヒュッテで、手前が栂池山荘。1Fは食堂と売店です。

ビジターセンター手前のこの栂池山荘に今日は一泊です。 当初の予定では今日午後にロープウェイで上がってきてチェックイン、夕日や星空など見てまったりして明日自然園歩いて下山でしたが、天候の悪化により明日は1日雨予報。今日歩いて一泊して、明日下山のプランBへ変更。

うう、今にも降りそう~。高山の絶景は望めなさそうなんで、気持ち切り替えて、今日は草花達メインで行こー♪

歩き出してすぐにチングルマの穂。高山行かないとお目にかかれない高山植物が歩いて数歩ですぐに生えてる~♪

湿原はイワショウブの可憐な花が花ざかりでした。

やっぱり湿原は池塘よね。

コミネカエデ。実を沢山つけてます。カエデの実って羽がついててカッコいい。ちょっとナウシカメーヴェに似てる。

オオバタケシマランの実。葉影から赤い実が映えて目に飛び込んできます。

奥に白馬の山々が見えて、晴れていれば気分高揚する場所だろうな~。コース手前のわたすげ湿原まではすべて木道で、足元整備されていて歩きやすいです。

イワショウブかな?と思ったらちょっとちがう。もしかしてワタスゲ

ワタスゲだ!この時期はすでにワタスゲは終わりの時期なので、標高高くて涼しいから残っていたんだろうな。見れて嬉しい~。

風穴、溶岩流の穴から一年中涼しい風が吹き出してます。ここだけ5℃くらい低い。

足元スースーして涼しくていい。気温が低いからか、このあたりだけ植物が初夏っぽい残り方。

涼しい岩上には初夏から夏に咲くゴゼンタチバナがまだ花を咲かせています。

風穴付近は涼しいから季節が遅い。キヌガサソウもまだ花盛り。

葉っぱの真ん中から出るかなり大きめの花をアップで。

エンレイソウはすでに花が終わり実をつけています。

ヒメウスノキ。真っ赤な小さな実がルビーみたいで目を引きます。くねくねした枝が特徴。 Googleフォトの画像検索は便利~。

クロウスゴの実。クロマメノキに似てるし仲間ですが、実が上向きに付くのがウスゴだそう。クロマメノキは下向きに付くとか。確かにそうだ。ちなみにブルーベリーの仲間で美味しく食べられます。

湿原はほんのり草紅葉。若草色より黄色寄りの草原。

アキノキリンソウと白いのはシラネニンジンかな?初秋の小さな花畑・地塘添え。

楠川を渡ります。この先は登山道と木道が入り交じるので、登山装備でとの注意書きがあります。でも、足元さえ運動靴系ならなんてことない道です。慣れた人ならキーンみたいなスポーツサンダルやワラーチで平気かも。そして川を見ると、魚が居ないか見るのはもはやクセ。

川を渡るとイブキトラノオの群生。この先には季節限定ですが簡易トイレがあります。

この先の登山道はこんな感じの道と木道が半々になります。整備は行き届いた場所なので歩きやすいです。

オニシモツケシモツケのピンクも好きだけど、白いこいつも割りと好き。線香花火みたいで可愛い。

ヒオウギアヤメ。紫色が鮮やかで目を引きます。

シシウド。開いたばかりかな。ちょっとたら~んと垂れているのが花火のよう。シシウドを山で見ると夏の後半だなと思う。

タケシマランの実。こちらは丸くて光沢ある感じ。赤いから目に飛び込んできます。

これ、小ぶりの葡萄くらいのサイズの実で、表面粉吹いてるし、何かな~と調べてみたらサンカヨウの実らしい。あちこちで見たので、透け透けサンカヨウが見たければ花の時期に栂池自然園に来れば確実です。ちなみに食べられるそうで。サクランボみたいな味だそう。

ミヤマトリカブトサラシナショウマの花畑。トリカブトの紫を見ると晩夏だな、秋に向かってるな~という気持ちになります。

ナナカマドかな、只今紅葉開店の準備中。ところどころで赤く色づいた灌木に、もう秋なんだと感じます。

大雪渓ばーんの展望湿原まではちょっと登ります。途中、見晴らしの良いポイントから。あちらは明るいんだけど、展望湿原方面、白馬岳方面はどんより空~。

モウセン池。モウセンゴケが多いらしいがパラパラ雨に先を急ぎます。

リンドウがもう、あちこちに蕾をつけていて、湿原に最後の花を咲かせる準備中でした。

チングルマの穂、風にそよぐ。この日は風がかなり強く、時折帽子を飛ばされそうになりました。

アカモノの実。花が咲く時期なら、ここは小さな釣り鐘形の白い花が鈴なりだ。

いきなり右手が開けて、着いた!目的の展望湿原の展望テラス! ……うぉー、すげー!白馬大雪渓が目の前だー!!ヤマップ見たらここは標高2005mでした。

もう、見惚れる。山頂がどんより雲の中は残念だけど、それを差し引いても余りある北アルプス3000m峰の迫力に圧倒されます。

白馬大雪渓は白馬三山へ登る登山道です。白馬に行くには雪渓を登って行くのです。

よく見ると、雪渓の中に茶色く登山道があります。

用意した双眼鏡で見ていたら大雪渓の登山道を歩いてる方々が見えました。周辺の黒いのは落石。白馬大雪渓は落石も多いので、雪渓を安全に登れるルートは決まっていて茶色く道になっています。がんばれー、白馬山頂を目指す方々~。

風が抜ける場所なので寒い。新しく導入した山グッズの温度計、気温16℃を指してる~。この日は強風だったから座ってると寒いくらい。夏山歩きはジオライン薄手長袖にウィックロンCOOL半袖ジップアップを重ねてますが、寒くてさらに一枚羽織ります。2000mだもん、そりゃ気温低いし風も強いさ。

寒いけどがまんして、しばらく座って大雪渓を眺めてました。山頂が生憎の雨雲で見えず、それだけは本当に残念でしたが、大雪渓と白馬連山の迫力は、それでも圧倒されるほどで目が離せなくなります。曇天なのが逆に剣呑な雰囲気を醸し出し、山の迫力を増してる気がします。

ああ、名残惜しいけど、そろそろ戻ろう。16℃の気温に更に強風で、体感はもっと低い。身体が冷えたから歩き出さないと。自然園入り口に戻ったら食堂で温かいうどんそばを食べよう。

やせ尾根に向かいます。途中はこんな道、しばらくすると木道階段になります。左手奥がたぶん八方尾根、リフトの建物の赤い屋根が見えたし。尾根を右にたどると唐松岳だけど、そのあたりは雲の中かな。八方池へ行くコースも一度歩きたい場所。妙高とか、新潟方面の山々。あちら方面はわりと明るい。

やせ尾根からは左手に木に半分隠れて小さめな栂池、右手に雁股池が見えます。

やせ尾根に生えてたクロマメノキの実(下向きに実がついてるから多分クロマメノキ)。ブルーベリーの仲間だから美味しく食べられます。葉が赤く色づいてる

右奥にビジターセンターが見える。一週5~6キロなんだけど、結構遠くにきたなあ。

やせ尾根から楠川へ向かう途中にギンリョウソウ発見。実はちゃんと見るのはお初の銀さん。そろそろシーズン終わりだろうに残ってくれていてありがとー。光合成でなく寄生で養分を取る、どちらかといえばキノコ類みたいな植物です。別名、ユウレイソウ。

ギンリョウソウの反対側にはドクベニタケが赤くにょっきり。キノコ類や菌糸類の多い場所か。オシラビソの松ぼっくりを発見!シラビソは香りが清々しくて大好きな木だけど、松ぼっくりは初めて見た。青紫っぽい、不思議な色合いのオオシラビソの松ぼっくり

そういや栂池のツガとは、このオオシラビソの事だそうで。ツガが沢山ある池(湿原)だから栂池だそう。標高が2000m近いから、森林限界に近いシラビソが高さが低くなり、松ぼっくりが目立つのか。 ロープウェイのおじさんが数年に一度の結実だと説明してくれてたから、珍しいものが見れて満足~。このオオシラビソの松ぼっくり、普通の松ぼっくりは根元からポロリと落ちるけど、一枚一枚、実が剥がれるように落ちるそう。最終的にはこの実がどうなるのか見てみたいわ。オシラビソの松ぼっくり越しに浮島湿原の池塘

 
 

あそこにも雪渓が見える~。右が小蓮華岳?かな?白馬乗鞍岳?かな?いまいち山の同定わからぬ。

木道と木道の間の隙間にキイチゴキイチゴはあちこちで沢山見ました。植生が豊かで、自然の実りも豊かな素晴らしい場所だと思う。

あ、ヒオウギアヤメの花畑の中にニッコウキスゲが咲いている!

花が終わった実ばかり沢山見てたから、花が残っていて嬉しいよ、ニッコウキスゲ。ほんとはもっと早い7月くらいの花だもんな、標高高いから残ってたんだろう。これで今年もニッコウキスゲが見れたぞ。咲き残っててくれてありがとー。

浮島湿原。本当に池塘の中に浮島。左側、茶色が混じるピークが白馬岳かな?2000m近い標高だから、3000m峰達が低く見えるマジック

浮島湿原からわたすげ湿原へ戻り、行きとは逆回りにわたすげ湿原を歩いてる途中でウスタケを発見。

この後、とうとう空が泣き出し雨が降りはじめました。何回かパラパラは来てたし、予報では本降りは数時間先だったんだけど、突然の夕立みたいな激しい雨に、木陰で雨を避けながらザックカバーを付けて折り畳み傘を出して、湿原を足早に戻ったため、この後自然園の写真無しです。

足元タイツはぐっしょり、小さな折り畳み傘だから腕も絞れるほどびしょ濡れでした。

急いでビジターセンターへ戻り、濡れた身体を拭いてから栂池山荘の食堂へ行くと、雨で皆さん退避したようで満席。

となりの栂池ヒュッテの食堂はまだ席が空いてたので、まずは生ビールを注文。

雨に濡れた身体も冷えたから温かいラーメンと山菜そばでお昼にします。 泊まり山歩きでないと山生ビールは呑めないし、雨降りからのドタバタとザーザー降り内を歩いた苦行をビールで互いに労います。

雨は上がってきて、空が明るくなってきました。でも、今日はこのまま雨天かな。 栂池ヒュッテの食堂から出て、宿泊する栂池山荘へ。チェックインは14時からだから先に荷物だけ預かってもらおうとしたら、もうイン出来ますとのこと、早めに13:30くらいに部屋に入らせてもらいました。

宿泊した202号室。シンプルな6畳和室です。テレビは無し。布団は自分たちて敷く山小屋方式。廊下に共用水洗トイレあり、トイレ洗面の水は飲料可。ビン缶ペットボトルを捨てるゴミ箱も廊下にあり親切です。

荷物を置いたら手前のみずばしょう湿原の川に居るイワナを見に行こうとしてたら、またどしゃ降りの雨~、これは歩くの諦めて、先に風呂入ってさっぱりするかと。

栂池山荘は風呂付き。シャワーあり、ボディシャンとリンスインシャンプーあり、ドライヤーあり。乾燥室もあるから、濡れた傘やレイン、登山靴など乾かせて便利です。

風呂上がりに、2Fのラウンジで休憩。天井も高く、下が畳なのもいい。風呂上がりに畳に寝転がる幸せ~。

雨で、夕日も星空も望めないし、日帰り客の居なくなった自然園歩きも出来ないから、これは飲むしかないな。

風呂に入ってさっぱりしたし、2階にあるラウンジで食前酒(笑)

一階売店で売ってる白馬の炭酸水を入手。この炭酸水、前回白馬来た時買って帰りましたが、きめ細かい泡で旨いんです。

今回、朝イチ6:30に白馬のセブンイレブンでロックアイス(小)を購入し、山専ボトルに詰め込んで担ぎ上げてきました(だから朝に白馬のコンビニに居た)。

あと、THERMOSの保冷カップも2つ持参。 ビジターセンターにはコインロッカーがあるので、山専含む重たい荷物を預けて身軽に歩けます。山専、夏場に山に氷を運ぶいい道具です。半日たっても氷ほとんど熔けてません。山アイスコーヒー作るにも使える

スキットルに詰めてきたアイル・オブ・ジュラのウィンターエディションを、THERMOSカップに入れた炭酸水とロックアイスに注げば……白馬ハイボールの完成。

めちゃくちゃ旨いぜ、白馬ハイボール!3杯はおかわりしました。夕飯前だからハイボールとつまみはサラミ一本を半分このみで我慢。

ハイボールで気持ち良くなり部屋に戻り昼寝。1時間ほどして、17:30から一階食堂で夕飯です。前菜、ごはん、味噌汁、小鉢にはひき肉蒸し、小さい鉢に見える緑のは天ぷら用に抹茶塩。紙に包まれたのはイワナの包書蒸し。

リリースサイズだなとオットと話したほどの可愛いサイズのイワナでしたが、めちゃくちゃ旨かった。お酒は持参してたから夕飯では飲んでないんですが、イワナがすごくご飯に合ったです。包書蒸し、いいかも。

後からビーフシチューが運ばれてきました。このあと、熱々の天ぷらとデザートにミニチーズケーキ。ご飯はどの料理もすごく美味しかったです、ごちそうさまでした。

さて。部屋に戻って第二ラウンド開始~。

日本酒のアテはホタルイカ沖漬け風味とホヤのオリーブオイル。

0.8合入りの小さな小瓶の日本酒は、JRの駅にあるコンビニ、NEWDAYSで数種類売ってます。山用にちょうどいいサイズだなと何本か買っておいてあります。

山専に残った氷を、テンマクデザインの銅に錫メッキの金属おちょこに入れて日本酒を注ぎます。錫メッキのおちょこは熱伝導率が良くて、氷入れるとすぐに冷たくなります。自宅では常に冷蔵庫で冷やして使ってます。

ついでに残ったウィスキーも、おちょこでロックに。THERMOSカップにはチェイサーの氷水を入れて、激しい雨音を聴きながらの山宴会。飲みおわって布団に横になっても時計はまだ19:50。今日は朝2:00から起きてるし早々にお休みなさ~い。

翌朝。やはり今日も雨(´;ω;`)。朝の散策など諦めて、朝7:00から朝ごはんです。朝からご飯2杯は固い、飯のおかずのラインナップ。西京焼きのお魚が美味しかった。栂池山荘、ご飯の美味しいお宿でした。食後にコーヒーが付きます。

予報では今日は雨は止まず。イワナを見たかったけど、朝食後にちょっと休んでから支度して、雨が小雨になったタイミングて8:30にチェックアウトしました。ロープウェイ駅に向かいます。ちょうど8:40が行ってしまったので9:00までロープウェイ駅で暇潰し。ロープウェイ駅入り口はこんな感じ。売店があります。ジオラマの手前にはベンチと椅子も沢山あります。

立体ジオラマがあったので、自分たちが居る場所を見る。黄色が往路でうす紫が復路。昨日歩いた自然園の地形、わたすげ湿原から浮島湿原の間が意外に遠いな。そして白馬大池って本当に真上にあるんだな。

大きな紙に日本地図が書いてあり、シールで来た地域を貼るやつが置いてありました。

もちろん、住んでる地域に私も張りました。

やっぱり関東、東京や埼玉からは多い。名古屋や大阪からも沢山。人口比率に正比例だ、昨日も歩いてる時に関西弁聞こえてたし。 あと、埼玉県と長野県の接点そんなに広くないし、埼玉県は雁坂トンネル山梨県とも接してるハズと、スタッフ手書きであろう地図に心の中で突っ込む

ロープウェイ駅下り、ゴンドラ駅との乗り換えで売ってた日本酒、栂の森。ここでしか発売してないそうでお土産に買ってきました。1800円。するりとした滑らかなのど越しに、豊潤な香り、日本酒度高い系の甘さ。とても美味しいお酒です、栂の森。ここでしか買えない(小谷村でしか買えない)からまた来るしかないじゃんか~。

www.michinoeki-otari.com

あの後、ゴンドラ乗り換えして無事下山しましたが、ゴンドラ乗り換えあたりからまた雨が激しくなり……車に9:45には戻り、支度して小布施へ向かいました。雨天だし、小布施の栗ソフトクリームでも食べて帰ろうと。ソフトクリームを食べ、道の駅で栗おこわを買い、17:30には帰宅しました。

日本酒なら刺身が欲しいと、ロピアでマグロ購入。道の駅で買った枝豆をガーリック枝豆にして。

鮮な朝どれ枝豆は味が濃いし、日本酒もフルーティでするりと喉を落ちる、なめらかなのどごしに芳醇な甘さ。

小布施の道の駅で買った栗おこわ(二人前1260円)もほくほくもちもちで、栗の優しい甘さがめちゃくちゃ旨かった。ごま塩をかけて頂きました。大きな栗は2つだけど、細かい栗が沢山入ってるから栗の味はちゃんとします。これは美味しいから、またあの辺り行ったら買って帰ろう。

 

天気には恵まれない山歩きでしたが、栂池自然園、植生が豊かな美しい場所でした。尾瀬でも目にできるのはこの半分くらいじゃないかな?尾瀬より植物の種類が多い印象です。今回、夏の終わりのお盆の来訪なんで、高山植物の見頃の7月はもっと凄い事になってそう。

ニッコウキスゲも密集してるので7月後半にキスゲ目的で来訪も良さそうです。これから秋の紅葉も素晴らしい様子なので、今度は晴れた空のもとに白馬大雪渓を見に行ってみたいと思ってます。秋なら涼しく車中泊出来そうだし、またひとつ、リピートしたい場所が増えてしまいました。

 

尚、栂池山荘は一泊12.000円。ロープウェイ&ゴンドラチケット入りで15.000円程のプランがあったのでそれで申し込みました。チェックイン14:00、アウト9:00。宿の方の対応も気持ち良くて、ご飯の美味しい、いい山小屋でした。山小屋というより質素な宿ってほうが近いかな?夕日や朝日、星空を見るなら山小屋宿泊、オススメです。