11/23~11/24で鳥羽と伊勢へ行ってきました。
思い返せば8年程前。オットの厄年に伊勢に来たことがありまして、初穂料を収めて厄払い祈祷を受け、御札を頂きました。こういう御札は翌年また来訪して、頂いた寺社に納めるものですが、そうそう続けて伊勢に行けずそのままに。
今回、8年越しの御札を納めに参る旅になりました。
御札を納めるということから、頭の中では♪御札をおさめにまいります~♪いきはよいよい~かえりはこわい~♪と、とおりゃんせがぐるぐる回っていたよ。
伊勢までは車で片道6時間はかかります。11/22の夜10:00に風呂に入り、部屋着で自宅を出て高速をひたすら西へ。私は途中で落ちたけど、オットは運転がんばってくれて、伊勢道の安濃SAに3:30着。予定通り7:00まで仮眠を取ります。
このあと、多気にあるヴィソンに向かいます。8:00にヴィソンに着いて、朝風呂を頂いて身支度します。
ヴィソンは昨年2021年オープンした、おしゃれなお店やホテル、お風呂など立ち並ぶ大きな街のような、一日滞在して楽しめるレジャースポットです。関東だと軽井沢の星のリゾート併設のハルニレテラスが似た感じかな。この日は朝から生憎のザーザー雨でしたが、おしゃれなヴィソンを堪能できました。
ヴィソンは山の斜面に造られており、最上部がお風呂。ここは朝6:00から営業しています。ホテル宿泊者も利用しますが、外来もOKで800円。
施設内はどこもかしこもおしゃれで、傘置き場も、普段は見えなくなるような仕組み。
お風呂の玄関もおしゃれ。
ほんとにここお風呂?みたいな綺麗な空間です。
奥にはまたステキな和食処。ここは7:00から営業中。ホテル宿泊者が朝ごはん食べにきてました。
お風呂入口は近未来!受付で800円払い、レシートに記載されたQRコードをかざさないと入れません。出るときはフリーに出れますが。
お風呂上がりの待合場所は竹林の中のようなイメージ。天井は高く、室内に竹生えてます。
お風呂は温泉ではなく薬湯で、内湯と露天のみでしたが、シャワーヘッドは高級品だし、シャンプー・リンス・ボディシャンのアメニティもいいものだし、洗い場は広いしで、とても良い感じ。更衣室も広く清潔、ドライヤーも完備で使いやすいお風呂でした。
待合場所の奥にはエステかなにかのお店がありました。まだ8:00台だから開いてないけど、そのお店に向かう廊下からの眺めも素晴らしかった。
雨天ですっきり見えないけど、ヴィソンが一望できる展望でした。
お風呂は最上部の8番パーキングに停めたけど、お店を楽しむなら下に降りてきて3番パーキングに停め直し。朝ごはんを探しがてらヴィソンをぶらつきます。
今日は鳥羽に宿泊なので、晴れていれば鳥羽周辺や志摩まで足を伸ばしてを観光予定でしたが、この天気ならヴィソンで楽しんだほうがいいだろうと。
左手はホテル。山の斜面をうまく利用して建築されています。他にも1Fが店舗で2Fが宿泊出来る旅籠タイプの宿泊場所もありました。
マルシェエリアからホテルを見る。マルシェエリアは野菜、肉、魚と別れて、それぞれの加工品や生鮮食品を置いています。それぞれの店舗から購入した食材を、バーベキュー出来るエリアもあります。
私は野菜売り場で、日持ちするのでミカンを買いました。
スィーツエリア手前のパン屋で朝ごはん。ホテル宿泊でここのパン屋で朝ごはんのプランもあるらしく、ホテル宿泊ですか?と聞かれた。周囲がほぼ関西弁の中、我々関東弁だったからかなー。パン、めちゃくちゃ旨かった……。
和食エリアの尾粂のお店で、お店のおねーさんに勧められて飲んだダシがあまりに旨くて、ダシパックをお土産に購入。
この買った三重ダシ、めちゃ美味しい~。しかもダシを取ったあと、パックを破り、中の粉をみりん、醤油、酒で炒ると旨いおかか系ふりかけになります。さば節がまろやかでありながら濃い目のしっかりしたダシ味、好みなのでリピートするつもりです。
醤油屋さんで伊勢うどんを初体験!前回伊勢に来たとき、伊勢うどんと手こね寿司を食べそこねたので、今回は絶対それらを食べるのだ。
オットは伊勢うどん、私はだしあられうどんを注文。
コシの強い武蔵野うどんを食べ慣れてる埼玉県民としては、伊勢うどんの一口目は太さとふわふわ食感に戸惑いましたが、食べ進めるうちにだんだんクセになりました。三重醤油味のダシも美味しいし、なんとなくオモチみたいに感じました。
ついでに伊勢豆花も堪能。
なんだかんだと朝8:00頃から12:30頃までヴィソンに滞在し、あちこち楽しみました。アウトドアショップも品揃え良いでかいのがあるし、鰹節、醤油、味噌など、それぞれのコンセプトで商品や食べ物を提供するお店もあり、とても楽しい場所でした。食べる場所もたくさんあるし、興味あるお店もたくさん。ヴィソンだけで万歩計で6キロ歩いたよw
その後、鳥羽に移動。今宵の宿、鳥羽シーサイドホテルへ。
もともとはこのホテルが、コロナでインバウンドが減って空いてる大型バス駐車場スペースを使って今年始めた、RVパークに車中泊の予定でした。しかし、天候の悪化により、車中泊をとりやめて素泊まりで部屋を予約し直したのでした。
素泊まりだし、部屋も選べないから期待してなかったけど、9Fの海側の展望良いお部屋でラッキー!
しかも楽天トラベルで部屋のみ予約の一泊7,000円なのに、旅行支援クーポンがひとり3,000円2名分6,000円出て、実質1,000円で宿泊、サイコー。
窓からはこの景色!天気悪いので映えないけど、ミキモト真珠島が目の前に見え、フェリー乗り場も見えるいい位置の部屋でした。
この日は貝焼きの店を予約していたので、夕方から鳥羽駅まで繰り出して夕御飯にしましたが、30分ごとに18:00までホテルの送迎バスが駅まで出ており、行きも帰りも使えて楽チンでした。
夕ご飯は6,000円のクーポン使ってべろんべろんに酔っ払ったので、写真ありません。
翌朝。朝起きてカーテン開けたらこの景色!
窓から英虞湾のこの景色が見えるのは最高でしたw
窓辺から漁船が出ていくのをまったり見て~。
ミキモト真珠島を見て~。(前回行ったので、見えてる場所も歩いたよねと話しながら)
鳥羽と愛知の伊良湖を結ぶフェリーが愛知へ出ていくのをみて~(前回帰りに乗った)。
愛知からのフェリーが鳥羽に入港するのを見てました。
一日、この窓辺に座って眺めていても飽きないかも。今回の旅行で一番心に残ってるのが、この部屋からの英虞湾の景色です。本当に素晴らしかった。
鳥羽には、部屋から釣りができる宿もあるそうで。今度、そこも泊まってみたいかも。でも、なにしろこの景色がよかった。心に残る美しさでした。
鳥羽から伊勢までは車で20分。ちょい遠いけど内宮B2駐車場に止めて、おはらい横丁を歩きます。登山するので、私もオットも歩くのは全然苦でない。むしろ歩くのは山のトレーニングの意味合いw
ちょっとした路地でも絵になる伊勢神宮周辺。
まず、朝イチで参拝前に赤福本店で赤福食べます。参拝後だと混むので~。
本店イートインコーナー一番奥の、五十鈴川に面した縁側に通されてラッキー。一人前250円、お茶付き。
やっぱ、作りたての赤福ってやわらかでおいしー!ペロリとたいらげました、ごちそうさまでした。帰りはたぶんお店が混むので、先にお土産も購入しました。
まだ人がそこまで多くない、朝のおはらい横丁。
スタバも和風でかっこいい。
さて、伊勢神宮の入口です。一礼して鳥居をくぐり、端を歩きます。真ん中は神様の通り道だから、人間は端を歩くだ。
振り返ると、橋の横のモミジがちょうど紅葉の盛り。
五十鈴川の禊場所も紅葉が綺麗でした。
ちょうど伊勢は紅葉の時期かな。だから平日でも人が多かったのかも。
禊場所を過ぎて奥に向かいます。
神宮本殿。ここ以降は撮影禁止です。
神妙な気持ちでお参りし、感謝を捧げて、御札は返札場所に入れました。
神宮内はあちこちで美しい紅葉が見れました。
緑から赤へのグラデーションが美しい。
8年前に厄除けの祈祷した場所。なにか工事してました、隣に何か作るのかな。
奥に小さな池がありました。池に入れるように階(きざはし)が切ってあったので、昔は禊などに使った場所なんだろうな。
三重県の酒蔵の奉納酒。見たことないお酒も多数。
紅葉、本当にきれい~。
さあ、橋を渡って神のお住まいから現し世に帰りますよ。
さて、今回のもうひとつの目的、手こね寿司。ちょうどお昼前ごろで、人もそんなに並んでなかったので、参道にある有名店すし久さんに入りました。
色々セットがあるけど、シンプルに手こね寿司の梅を注文。
小鉢二つ、赤だし、お寿司。赤福も食べたし、こんなもんでいいんです。
うん!旨い!酢飯の味強めで、その上にダシで漬けにされたカツオがたっぷり。すごく好みの味付けでペロリと完食しました。これは美味しい、また三重にきたら食べよう。
その後、おかげ横丁を散策。
風情ある横丁のたたずまいは、見てるだけでも楽しいです。
焼き栗を食べたくらいで、とくに他に買い食いしなかったけど、楽しく散策しました。
昨日は嵐みたいな散々な天気だったけど、今日は晴れて絶好の参拝日和。長年心にひっかかっていた厄除け祈祷の御札も納められたし、伊勢うどんと手こね寿司も堪能できたし、とても楽しい旅行でした。欲をいえば、もう一日時間があれば、志摩の方も行って見たかったな。
13:30には帰宅の途に付き、途中でオット実家にお土産渡しの立ち寄りや、夕食などしながら10:00前には帰宅しました。
今回、裏テーマはお正月用日本酒の購入。事前に調べておいた、酒の揃えのよい鳥羽の酒屋で、この四本を購入。左から奈良の風の森(微発泡)、愛知の二兎、三重の作(伊勢志摩限定)、ゆず酒(三重産)。
買う時は考えなかったけど、二兎はちょうど来年の干支、ウサギじゃんと、来年正月に飲むのを楽しみにしています。