どんな人生にも雨の日はある。

登山初心者の山歩きの記録と日常。行ける山から少しずつ。

リベンジ・発光路の森フィッシングエリア【釣り】

f:id:Aoituki:20210902140519j:plain8/26木曜日。前回、夏休み中に訪れて悪天候にリターンした発光路(ほっこうじ)の森FAを再訪しました。前回8/18は、地元は朝焼けで素晴らしい好天だと思ってたのに、いざ現場についたら土砂降り。しばらく待機したけど止みそうにないので帰宅しましたが、今日は晴れ予報。青空のもと、のびのびと釣りを楽しみました。

 

東北道に羽生ICから乗り、栃木ICから渓流沿いの下道を40分。自宅から2時間かからずに来れる距離、栃木県鹿沼市にある管理釣り場、発光路の森FA。

hokkojinomori.livedoor.blog

土日祝日や夏休み、GWなどは早朝4:30から釣れるスーパー午前券の発売がありますが、平日は朝は7:00から。それでも人気の管釣りらしく、6:45到着ですでに3組みほど並んで開場待ちしてました。やはりいい場所を取るため、皆早くから来るようで。悪天候や早すぎる時間帯などには、己の道具(ランディングネットとか)を管理棟ログハウス前に到着順に並べて、車内で開場まで待つ順番取りもOKです。

f:id:Aoituki:20210902140533j:plain趣のある、ログハウス作りの管理棟。裏手に魚捌き場とトイレがあります。トイレはウオッシュレット。手洗い場はお湯も出ます。管理棟内は受付とランディングネット貸しとルアーなどの販売所。今はコロナで中止ですが、手前の窓の中は木造りの清潔な食堂。カレーやうどんなどの昼食も食べれるそう。早くコロナが収まって、こーいうとこでカレーとか食べてみたい。

f:id:Aoituki:20210902140602j:plain管理棟前の1号池、朝イチの風景。ここはおもに20cm~25cmまでの小型の数釣り池です。テンカラの私はほぼここで釣ってました。放流されているのはニジマス、ヤマメ、サクラマスイワナなど。

f:id:Aoituki:20210902140615j:plain広角レンズで1号池全景。けっこう岩が多い管理釣り場で、腰掛ける場所には困りませんでした。

f:id:Aoituki:20210902140628j:plain持ち帰りのレギュレーション。珍しいことに40cm以下の持ち帰り匹数の制限がありません。釣れたら釣れただけ、持ち帰り可能ってことか……それはうれしい♪

しかし草魚?居るのもすごいがどうやって釣るんじゃい、あんなデカいの。利根川で増えてるって、以前TVで見たけどアマゾンのピラルクーみたいな巨体だったぞ?

ちなみに書いてあるとーり、大型ラバーネットが無いと2.3合池では釣れません。管理棟で1000円(保証金)で貸出してくれます。保証金なのでネット返す時に1000円返却してくれます。スカリ(ビク)は200円でレンタル出来ます(これはレンタル代金なので返却ありません)。

釣りの料金は平日はこんな感じです。今回は7:00~12:00の午前券ペアで5,500円。ペア券だと40cm以上の大物がペアで1匹になるけど、そもそも大物をばんばん釣れるだけのテクはまだないので良しとするw

1日券(7:00~17:00)
4500円 ペア7000円

午前券(7:00~12:00)
3500円 ペア5500円

デイタイム券(9:00~15:00)
3500円 ペア5500円

午後券(12:00~17:00)
3500円 ペア5500円

時間券(1時間)※3号池では釣りはできません。
1000円

f:id:Aoituki:20210902140640j:plain休憩所&喫煙場所もステキな感じです。喫煙場所は園内に3ヶ所くらいあります。訪れた平日はそんなに吸ってる人居なかったので、休憩場所として使用できそう。

f:id:Aoituki:20210902140650j:plain休憩所の右端にステキなハンモックあり。この休憩所の奥側は渓流・思川です。訪れた日は夏日が復活して、蒸し暑い一日でしたが、渓流からは常に涼しい自然のクーラーみたいな風が上がってくるんで、ここで寝転がって昼寝したらサイコーではないか?と思いました。だいたい魚釣りに来ると釣りに夢中でそんなことしてるヒマはないんだけどさ。

f:id:Aoituki:20210902140705j:plain休憩所裏手の思川、上流側。すごくいい渓相。手前奥、石が水面下にごろごろしてるあたり、毛鉤打ちたい。

f:id:Aoituki:20210902140715j:plain下流側。こちら側もいいなー。木の枝が張り出してる下あたり、居そう。

f:id:Aoituki:20210902140728j:plain1号池の奥にも屋根付きの休憩所あり。喫煙所ではないので、純粋な休憩場所です。

f:id:Aoituki:20210902140739j:plainあちこち歩いてみて魚影の濃さを確認し、今日は管理棟に1番近い1号池のこのインレットを定位置にしました。ここのポンド、浅瀬にも岩が配置されているので、釣り上げるときに岩の隙間に逃げられると針が外れて逃げられます。前回のおくとねは浅瀬に岩場はなかったから、今回のほうが取り込みに気を使います。

f:id:Aoituki:20210902140751j:plain定位置を対岸から。オットが立っているあたりから左側の流れ込みで釣ってました。今回、毛鉤はアント(黒アリ)タイプが1番食ったかなー(私、テンカラ毛鉤だけでなくフライ毛鉤も使います)。前回おくとねではエルクヘアカディスタイプの白っぽい毛鉤が人気だったんだけど、今回はそれは食わなかった。羽蟻を模したヤツが1番喰いが良かったかも。

f:id:Aoituki:20210902140804j:plain同じ位置から広角で。対岸の木陰に自分の青い車が見える。

f:id:Aoituki:20210902140816j:plain管理棟脇が駐車場だけど、1号池の休憩所脇の木陰にも駐車スペースがあることは前回来た時にチェック済。今回は迷わず木陰に駐車。木陰が日差しを遮るのと、奥を流れる渓流からたえず涼しい風が上がってくるので車内の温度も上がりません。1号池で釣りするなら、車が近いと何かと便利だし。

f:id:Aoituki:20210902140827j:plain今回、オットが新たに導入したのがこれ。ロッドスタンド。

f:id:Aoituki:20210902140839j:plain上から。ルアーロッドが3本立ちます。足は二段階に高さ調整可能。これは高い方で立たしてます。ルアーチェンジや糸の絡まりを解く際に、スタンドがあるとすごく便利だと気にいってました。

f:id:Aoituki:20210902140851j:plain脚が短いほうだとこんな感じ。

f:id:Aoituki:20210902140903j:plain折りたたむとけっこうコンパクトになります。

f:id:Aoituki:20210902140913j:plain付属の収納バッグ付き。持ち運びも便利です。ルアー釣りで管理釣り場で遊ぶなら、これはあると便利かもー。

f:id:Aoituki:20210902140925j:plainさて、今回なかなか渋くて。朝9時ごろに一度、釣れた時間帯はあったけど、その後はなかなか釣れず。4匹釣り上げて、5匹目はネットに入れたのにネットから逃げられ、その後はさっぱり。よし、2号池と3号池の様子を見に行こうと遠征。

f:id:Aoituki:20210902140936j:plain2号池。小物と大物MIX池です。ブルックトラウト、ニジマス、三倍体サクラマスが居ます。何度か毛鉤に反応したけど、食わすまではいかず、木に毛鉤をひっかけて敗退。

f:id:Aoituki:20210902140948j:plain3号池。最小サイズ40cmからwの大物専用池。居るのはスーパーレインボー、ヤシオマス、ブラウン、ブルック、ジャガー姫神サーモン。

f:id:Aoituki:20210902141002j:plainここ、大物池にしては珍しくテンカラ可(2号池と隣接する通路部分はダメ。2号池の人に毛鉤刺さる恐れがあるから)。しかし、毛鉤打っても大物は池の中央だから、全然見向きもされない。12:00の終了時間も近づいてきてたので、5回ほど打って諦めて敗退。ここはルアーかフライで釣る場所だ。

f:id:Aoituki:20210902141018j:plain定位置に戻って来たら、彼方からゴロゴロと遠雷の音。だんだん空にも黒い厚い雲が沸いてきたし……帰ろうと11:45に切り上げます。駐車場が側だから荷物運びが楽チンでした。

f:id:Aoituki:20210902141030j:plain今回は私4匹、オット2匹で6匹。ここんとこ平均で10匹くらいは釣ってたから今回はちょっと渋めかな。実は冷蔵庫に昨夜作った前回のニジマスの唐揚げが半分くらい残っていたんで、すこし釣り上げ数セーブしないとなーという、無意識のストッパーをかけていたのかもしれぬ……(←負け犬の遠吠え)

そして、取り込む時には気がつかなかったけど、パーマークが出てるのがいる!ヤマメが釣れていたか!……よし、ヤマメが釣れていればそれでいい事にしよう。前日の25日に1号池はヤマメの放流があった様子、ラッキー。

f:id:Aoituki:20210902141058j:plainヤマメは私1匹、オット1匹釣れていたようです。そんなに大きくないけど、ヤマメはニジマスより身がしっとりして美味しいから好き。

魚捌き場は包丁はあるけどハサミはないので、オットは自前のハサミで捌いてました。キャッチ&イート派は、ハサミ持参したほうが使いいいかも。ちゃんとした流し台と、センターに調理台もありますが、流しは二台しかないので、混雑時は一人5匹まで捌きOK。後ろに人が待ってなければ、5匹以上もそのまま続行可能です。内臓や頭は流しの下にあるバケツへ。

f:id:Aoituki:20210902141111j:plain駐車場裏手の渓流。よく見ると奥に朝には居なかった人影が居る。しばらく二人で観察していましたが、渓流釣の様子。ここ、遊漁券はどこで買えばいいのかなー。入渓しやすい渓相だし、管理釣り場そばの渓流は増水で逃げた魚が居ついているので、釣れそうな気がする……。

f:id:Aoituki:20210902141126j:plain片付けて車にもどると、車内が涼しい。朝から昼まで置いておいた車内、全然暑くなってませんでした。木陰と渓流からの涼風パワーすごい!

渓流で最後にオットが顔を洗ってましたが、冷たくて気持ちいいよ、と。帰り道もこの思川に沿って市街地まで下りますが、カーブを曲がるたびに路駐する車と渓流釣リ人をみました。オトリ鮎のぼりも2ヶ所ほど見たし、下流部は鮎釣り、上流部は渓流釣で賑わう川のようです。渓流釣り鮎釣りは9/20か末くらいまで。そのあとは来年まで禁漁になるので、今年の最後の釣果を出すために賑わっているのかもしれません。

来年は自分もネイティブ渓流で竿を出せるように、今しばらく管理釣り場100本ノックは続けます。でも、秋は山へ行きたい。夏休みは天気が悪くて山行できなかったし、秋の山を味わいたいです。