7/12に、霧ヶ峰にニッコウキスゲを見に行ってきました。ニッコウキスゲの盛りの群生地はまだ見たこと無かったので、見に行ってみない?そろそろいいみたいよ?というオットの誘いに乗って。
霧ヶ峰のなだらかな緑の丘陵地帯が、遠くから黄色っぽく見えてるところがニッコウキスゲ群生地。標高も高いので、気温も23℃と低く、風も抜けるので涼しくて天国~♪
7月に入り、急に暑くなってバテ気味の身体には絶好の避暑地となりました。
まずはコロボックルヒュッテ周辺を歩いて見ます。 奥には蝶々深山、以前歩いたよなあ、あそこを越えて霧ヶ峰一周コース。
車山肩駐車場に車を停め、チャプリンの裏を奥に行くと、チラホラと鹿よけ電気柵の向こうに黄色が見え始めます。
観光客も増えて来ると、比例してニッコウキスゲも増えてきます。
ニッコウキスゲは一日咲くと萎れてしまう花。今日見てる花は、明日には見れない。だけど明日には隣の蕾が咲くんだろう。
さて、車山肩からすぐの富士見台レストハウス駐車所へ移動、レストハウス前の道路の反対側斜面、ここもニッコウキスゲの名所。
すこし丘を登ります。目の前には目線の高さにニッコウキスゲ、しかもコロボックルヒュッテ周辺より密度が高い。
丘を登ると登山道が現れ、両側がニッコウキスゲのお花畑です。
気持いい~。気温20℃くらいで、風が冷たくて最高です。
まさに夏って風景、ステキ~♪
素晴らしい開放感に、360℃どこみてもニッコウキスゲで贅沢すぎる。しかも涼しい。
素晴らしい景観をしばし楽しみ、丘を降ります。
観光客もどんどん増えて。最初の登りがちょいと急だけど、絶対登って見たほうがいい絶景です。
霧ヶ峰はGW頃、火事でかなりの面積が黒焦げになったとニュースでやっていたので、もしかしたら無残にやけ焦げた丘陵地帯の姿を見るのかと覚悟してましたが、GWの火事の痕跡はもうほとんどなくて。
画面中央の丘陵が火元だそうですが、焦げた大地もすべて緑に覆われて、元通りの霧ヶ峰になっていて、自然の回復力に目を見張りました。
富士見台レストハウスの女将さんいわく、ドライブインのすぐ側にも、ニッコウキスゲの群生地側までも火がきたそうだとか。で、今年は燃えた炭が肥料になったからかキスゲの花がいいのよと。
霧ヶ峰の歴史を見ると、昔から人間が山を焼いたり草を刈ったりしてこの樹林の少ない丘陵地帯を形成し、人の手を入れて維持してきていた様子。GWの霧ヶ峰の山火事は大きな自然災害ではあったけど、そのせいで植物の生育状況が良かったりすると、なんか考えてしまいます。結局は自然のサイクルに、人間は勝てないんだなあと。