どんな人生にも雨の日はある。

登山初心者の山歩きの記録と日常。行ける山から少しずつ。

スノーシュー・入笠山/雪遊び・奥日光

f:id:Aoituki:20220313164336j:plain3/9水曜日。てんくらは1日A表示で、晴れて風も弱く気温も高め。こんな日はスノーシューでしょ!と、南アルプスのはじっこ、入笠山に来ました。

ここは富士見パノラマリゾートというスキー場になっており、スキー場だからゴンドラで楽々上まで行けて、ちょっと歩くと入笠湿原、そこからちょっとかんばると1995mの山頂からは360度のパノラマが楽しめます。この時期は湿原は雪で埋まり、絶好の雪遊び場。

雪山登山の大パノラマと雪遊びが両方楽しめて、スキー場併設の山の特徴でトイレなどの設備もいい、お手軽でコスパ最高な山がこの入笠山なのです。

www.fujimipanorama.com

 

f:id:Aoituki:20220313164356j:plain朝6:00に家を出て、買い物やトイレ休憩など挟み、富士見パノラマリゾート駐車場には9:00着。中央道の諏訪南IC降りたら10分くらいで着くので、アクセスもばつぐんです。駐車場トイレも綺麗だし、トイレ前から見える八ヶ岳の展望もサイコー♪f:id:Aoituki:20220313164432j:plain支度したらゴンドラチケットを購入。売店は登山用品やスキー用小物取り扱いあり。

f:id:Aoituki:20220313164444j:plainそれではいきますど。

f:id:Aoituki:20220313164501j:plainまずはスキー場に出て、ゴントラ乗り場に向かいます。この青空、サイコー!

f:id:Aoituki:20220313164512j:plainスキー場をパノラマで。

f:id:Aoituki:20220313164540j:plain入笠山これで3回目。ゴンドラは乗り込んだら右側、必ず山頂駅を背にして座ります。なぜなら、このゴンドラからは八ヶ岳のご機嫌な景色が見れるから。山岳ゴンドラとしては自分的に3本の指に入る景色だと思う。大好き。

f:id:Aoituki:20220313164558j:plain八ヶ岳に気持ちあがるぅ♪今日は天気がいいから雪の反射で目を痛める雪焼け防止でサングラス必須。私のサングラスはメガネの上から付けるクリップタイプのグリーングラスという偏光サングラスです。魚釣りでも重宝。しかも半分に折り畳めてケース付きで携行便利♪数年前に石井スポーツで購入。

www.hugozawa.jp

f:id:Aoituki:20220313164614j:plain10分で山頂駅。駅にはレストランとトイレあり。駅から出るとすぐゲレンデ。正面に八ヶ岳のごきげんなビュー。滑る人も八ヶ岳見ながら滑るのは気持ちいいんではないだろうか。夏場はここはお花畑です。

f:id:Aoituki:20220313164625j:plainおや、あの氷はアイスクライミング用かな?帰りによく見るとして、まずは山頂目指します。

f:id:Aoituki:20220313164638j:plainここ数日暖かいから雪の量を心配してましたが、案内看板が埋まって見えないから掘り起こされとるわい。雪の量は心配ないな、しばらく。

f:id:Aoituki:20220313164653j:plainまずは入笠湿原へ向けて、樹林帯を歩きます。ここはわりとメジャーな山なので、トレースばっちり。よく踏み固められたトレースはチェーンスパイクでも楽勝。でもせっかく持参したからスノーシューで歩きます。

f:id:Aoituki:20220313164710j:plainいつもはくぐる、湿原入口の鹿よけが埋まってる……。今年はやはり、どこも雪が多いんだな。

f:id:Aoituki:20220313164727j:plainここもグリーンシーズなら木の階段ですが、まったく見えない。ただの雪の斜面と化しているww

f:id:Aoituki:20220313164741j:plain湿原到着!開けた雪原が気持ちいい!

f:id:Aoituki:20220313164754j:plainパノラマで。奥に見える建物は山彦荘という山小屋です。現在は閉まってますが4月中旬から営業予定とHPにありました。

f:id:Aoituki:20220313164813j:plain湿原奥の斜面。後でここでヒップソリしよう。ここは夏には一面スズランの咲く斜面になります。

f:id:Aoituki:20220313164830j:plain山彦荘前にたくさんのソリ跡。こちらから見るとそうでもないが、上からみると結構な角度です。沢山の人が滑ったからか、地面が見えてるw

f:id:Aoituki:20220313164847j:plain山頂駅で逃しても、ここ(山彦荘の並び)にも綺麗な水洗トイレあります。

f:id:Aoituki:20220313164859j:plainだれかの雪だるまにほっこり♪ーーあ、今日はアヒル製造機忘れた~~(涙)

f:id:Aoituki:20220313164914j:plain夏はジャリ道の林道をマナスル山荘前まで向かいます。ゆるい上り坂で地味につらいポイント。

f:id:Aoituki:20220313164926j:plain左手の斜面は夏は花畑。林道をまっすぐ行き、マナスル山荘前で左に入ると入笠山山頂への登山口ですが、この花畑からも途中で登山道に合流するので行けます。帰りはこの斜面をヒップソリで滑り下りてくる予定。

f:id:Aoituki:20220313164940j:plain登山口入ったとこ。雪は一度締まった上に、最近振った新雪が乗っている状態。わりと歩きやすいです。

f:id:Aoituki:20220313164953j:plainここは夏場に岩場の場所。スノーシューで登るにはエグイ角度でした。花畑の斜面にはこの岩場のあたりから降りられます。

f:id:Aoituki:20220313165004j:plain夏は結構岩場のある登山道が、こんな歩きやすいゆるいアップダウンになるのが不思議。

f:id:Aoituki:20220313165016j:plain山頂到着!雪道は歩きやすいのでマナスル山荘から30分ほどで到着したけど、山頂直下の急登はスノーシューで登る角度ではなかった……つらさに写真撮る余裕なしでした。

f:id:Aoituki:20220313165028j:plainパノラマで。おーーすごい、360度アルプスのそろい踏みだわ。

f:id:Aoituki:20220313165043j:plain乗鞍から北アルプス。まだ真っ白であそこは冬の世界だなー。

f:id:Aoituki:20220313165057j:plainパノラマで。木曽御嶽山までくっきり。すばらしい展望!

f:id:Aoituki:20220313165110j:plain反対側を向けば八ヶ岳が北から南まで全部どどーーん。

f:id:Aoituki:20220313165125j:plainパノラマで。左奥の白い大地は霧ヶ峰

f:id:Aoituki:20220313165144j:plain北アルプス展望側で視線を左に逸らせば中央アルプスがばーーん。木曽駒ケ岳見えるー。空木岳見えるー。

f:id:Aoituki:20220313165158j:plain中央アルプスから更に左へ視線を逸らせば、南アルプスの女王仙丈ヶ岳と盟主甲斐駒ケ岳のツートップのお出迎え。

f:id:Aoituki:20220313165212j:plain北アルプス側に陣取り、山専にいれてきた熱いコーヒーとパンで休憩しながら山々を見つめます。北アルプスきれいだなー。本当に入笠山は名山の展望台。360度どこを見ても素晴らし景色が楽しめます。ここでスノーシューからチェーンスパイクに交換。f:id:Aoituki:20220313165252j:plain山頂は多少風があるので、長居して身体を冷やさないようにささっと補給して戻ります。名残惜しく八ヶ岳を見つめる。

f:id:Aoituki:20220313165306j:plainあ〜、八ヶ岳いいなー、いつまでも眺めてられるし飽きない。夏の山頂ではザック枕に寝転がりながら八ヶ岳眺めるのが大好きです。いつかリタイアしたら、八ヶ岳を眺められる場所で暮らしたいなー。

f:id:Aoituki:20220313165318j:plainサクサク下山して、登りに傾斜のきつかった岩場へ。ここから花畑へおりる予定ですが、ここの傾斜の急さにチェーンスパイクが効かず、尻餅ついたら滑り出した。そのまま尻セードで滑って花畑へ着地w私のデカイケツのケツ圧尻滑り跡www

f:id:Aoituki:20220313165329j:plainさあ、ここからはお遊びの時間。登りはひーこら歩いた標高を、一気にソリで滑り下るのだ。

f:id:Aoituki:20220313165341j:plain雪質は固く、滑りやすいいい感じ。皆が滑ったあとがあちこちにあるし。

f:id:Aoituki:20220313165400j:plainここをヒップソリで滑りおりました。長い距離でスピードがすごい出て、まるでボブスレーwwコブ地で跳ねて、帽子は途中で落とすわ、スノーシューも落とすわ、滑り跡に点々と落し物をしまいたが、いやー、楽しかった。

f:id:Aoituki:20220313165416j:plainその後、湿原に移動し、この斜面を上まで登って滑りましたが、さっきの花畑のほうが良くソリが滑って面白かったかも。

f:id:Aoituki:20220313165429j:plain山頂駅に戻り、最後にもう一度八ヶ岳を見ます。山の奥に随分雲が出てきたな。

f:id:Aoituki:20220313165443j:plain山頂駅出口にはアイスクライミング用の人工氷壁が。アイスキャンディーみたい。ガリガリ君ソーダ色。

f:id:Aoituki:20220313165453j:plainアイスアックスなどで登る練習が出来るそうですが、今年は3/7までで営業終了の様子。誰かが取り付いている姿が見てみたかったなー。

 

このあとはお風呂などに立ち寄りせずにまっすぐ帰宅、14:00に出て自宅に17:00到着。片付けて18:00から生ビールを飲みに居酒屋へ。おつかれビールして帰宅すると、このまえ頼んだ日光水ようかんが到着してました。

この日記の後半に書いたけど、2月末に妹達と奥日光へ行った際、帰りにふらりと立ち寄りいて買った鬼平(きびら)というお店の日光水ようかんがめちゃくちゃ旨くて。調べたら日光は水ようかんが有名らしく、銘店が数店舗出てきて。どこも日持ちが5日くらいで通販してないので、してる店舗を探し、わざわざ楽天に入会してまでしてw注文したのでした。

f:id:Aoituki:20220313165504j:plain楽天でのみ取り扱いがあった、湯沢屋の水ようかん。10切れいり。

f:id:Aoituki:20220313165515j:plain日光水ようかんは板状の水ようかんに切れ目がいれてあるタイプ。現地店舗では5切れいりから売られてますが通販は10切れが最小単位。でも10切れでも完食できるので全然OK。前回5切れで足りないって思ったし。

f:id:Aoituki:20220313165526j:plain口に入れるとさらりと溶けて、甘さは口に残らないけど小豆の味は残る。ゆるい食感も最高でした。湯沢屋は前に食べた鬼平よりちょっとだけ甘く、寒天固め。それでも常識で考えたらもにずごい甘さ控えめでゆるめの水ようかんです。2切れはペロリです。

トシを取ると小豆が好きになる、この不思議ww

f:id:Aoituki:20220313165545j:plain翌日、今度は福井の水ようかんが到着。調子に乗って食べ比べてみるため。季節限定のサクラ風味。

f:id:Aoituki:20220313165619j:plainこちらは切れ目がない板状で、付属の木のヘラで切り分けて好きに食べる方式。硬さは湯沢屋のより寒天多めでゆるめ、でも甘さはこちらが強い。限定の桜餡だからかもしれないけど。

f:id:Aoituki:20220313165631j:plain口に入れると桜餅の味。ふわりと桜風味が香り、ほっこりします。上に散らされた銀箔も綺麗。でも、リピートするなら日光水ようかんの鬼平かな。

 

 

 

2/23 雪遊び・奥日光

珍しく祝日に水木の連休が当たったので、妹一家を誘って奥日光へ雪遊びに来ました。奥日光ならビジターセンターでスノーシューレンタルが1日1000円だし、前回歩いた金精の森スノーシューコースを行って、子供が歩ききれないなら引き返せばいいしと、雪遊びメインで。

朝、東北道羽生インターで6:00待ち合わせ。スタッドレス履いてない妹たちは日光市内でパーキングに車を置いて、うちの履いてる車に5人ぎゅうぎゅうで奥日光へ向かいます。

f:id:Aoituki:20220313165649j:plainいろは坂を上がり、中禅寺湖も通り過ぎて、湯元駐車場でそれぞれ雪装備に着替えます。姪は妹の古いスノボウェア。駐車場の周りが除雪の雪で壁になっているのに姪は大興奮。壁に顔を突っ込んで遊んでましたw

f:id:Aoituki:20220313165702j:plain天気は時々晴れ間、絶えず小雪といったとこでイマイチ。気温は朝9:00でマイナス10度。私が前回始めて使ったイスカのスパッツ。なかなか使いやすかったのでオットも購入。付けるのを手伝っているところを撮られたw

f:id:Aoituki:20220313165713j:plain9:30のビジターセンター開始とともにスノーシューレンタル。妹一家三人分のスノーシューとオーバーシューズ、スパッツ、スットクで3,700円。金精の森スノーシューコース入口で初スノーシュー付けた妹と姪。妹はずっとスノボやっていたので、こういう姿が良く似合う。

 

f:id:Aoituki:20220313165725j:plain9年の人生で初スノーシューの姪に、スノーシューの歩き方を教えます。

f:id:Aoituki:20220313165735j:plainスノーシューで少し歩くも姪が疲れてきたので、雪遊びにシフト!まずは雪へダイブ。小雪降る天気だったけど、そのおかげで常にふかふか新雪だったのはありがたい。

f:id:Aoituki:20220313165745j:plainオットもダイブ。後ろに無防備に倒れるのは、雪で大丈夫とわかっていても怖いとの事。

f:id:Aoituki:20220313165755j:plain私もダイブするが、怖くてばーんとは行けず。座るようにダイブ。

f:id:Aoituki:20220313165809j:plainじゃーん、アヒル製造機!

f:id:Aoituki:20220313165820j:plain山専に入れた熱いコーヒーを飲んで一休みしながら、アヒルを真剣につくる。

f:id:Aoituki:20220313165830j:plainできた!でも手が冷たい~!

f:id:Aoituki:20220313165841j:plain男二人が斜面をスノーシューで往復して圧雪、ヒップソリコースを作成。

f:id:Aoituki:20220313165850j:plain姪の滑走を皮切りにこんどはヒップソリ大会開催!

f:id:Aoituki:20220313165900j:plain姪を見守りながら順番待ちする義弟。北海道出身の義弟は雪慣れしていて、雪遊びの強い味方。初めパウダースノーでソリがあまり滑らないのを、圧雪してコース造らないとだめと言い出したのは義弟。

f:id:Aoituki:20220313165912j:plainソリ大会のあとは雪だるま作り大会。パウダースノーで雪が丸まらないので、雪の平原を掘り起こしての雪だるま作り。

f:id:Aoituki:20220313165921j:plain姪のが一番旨い。そして5人で雪合戦して、車に戻りました。

f:id:Aoituki:20220313165937j:plainビジターセンター内は薪ストーブが暖か。雪がついたスノーシューはストーブ周りに立てかけて雪を溶かします。レンタル料金も良心的で、装着説明なども親切な、とても良いビジターセンターです、奥日光湯元ビジターセンター。

f:id:Aoituki:20220313165948j:plain外は雪がふっていても、エアコンなどではない、オレンジの炎が室内にあるととても暖かな気分です。

f:id:Aoituki:20220313165957j:plainあったかい飲み物が薪ストーブの上で売られていたので、後でココアとお汁粉を購入。冷めた体にお汁粉がうまかった。

f:id:Aoituki:20220313170006j:plainスノーシューを返却してから、側にある湯元の源泉地を見にいきます。地熱で雪が溶けて地面が見えてます。あちこちに湧いてる温かい源泉に冷えた手をつけたり、つららを折ってみたり。

f:id:Aoituki:20220313170017j:plainその後、日光市外へ戻り焼きそば屋でお昼ご飯。前回来た時に帰り立ち寄り、美味しかったのと、姪が焼きそば好きというので再訪。私は生麺の塩焼きそば注文。生麺は太めでちょっと焼きうどんチックになるけど、これはこれで好き味です。

焼きそば専門店 焼麺 晃のや - 焼きそば専門店

f:id:Aoituki:20220313170029j:plainオットは蒸し麺のソース焼きそば大盛り。いわゆる普通に旨い焼きそば。

f:id:Aoituki:20220313170041j:plain義弟は生麺坦々焼きそばの大辛。辛いのが得意なので大辛にして、辛すぎてヒーヒー言ってたw味は美味しかったけど辛すぎ、2辛くらいが旨く食べれる辛さだと反省してました。

f:id:Aoituki:20220313170053j:plain妹は蒸し麺の塩焼きそば。姪は蒸し麺のソース焼きそばでほぼ完食。皆美味しく完食しました。

f:id:Aoituki:20220313170708j:plain東照宮へ向かう日光のメインストリートにはなぜか羊羹屋が多く、水ようかんが隠れた名品の様子。なので妹と試しにひとつ、目に付いた鬼平(きびら)という店に立ち寄り水ようかんを購入してみました。5切れ入り800円。

食べてみたら旨いのなんの!寒天を使ったゆるさは、口のなかですうっと消えるような食感で水分多め、甘さは少なく、甘味が口に残りませんが、小豆の味と香りはしっかり残る。大人の水ようかんでした。

f:id:Aoituki:20220313170724j:plain鬼平の水ようかん、これはリピート決定!日光では水ようかんは冬にこたつで食べるもののようで、寒い今が旬。甘さ少なく、カロリーも控え目の水ようかんを求めて、日光方面へ行くことが増えるかもしれません。何しろ賞味期限5日で通販してないんだもん、あんなに旨いのにー。

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