どんな人生にも雨の日はある。

登山初心者の山歩きの記録と日常。行ける山から少しずつ。

赤城山・大沼でアイスバブル探し

前回、赤城山の小沼で初めて見たアイスバブル。凍結した湖の氷の中、足元に広がる小宇宙のような美しさにすっかり魅力されました。

全面凍結した湖の上を歩くという、非日常的な体験も相まって、もっとアイスバブルが見たい!となりまして。大寒波が来てる中、今度は大沼にアイスバブルを見に来ました。

大沼は、小沼みたいなシャンパン泡サイズではなく、もっと大きいバブルが見れるとの事。今日はでっかいアイスバブルを探しました。

結論・火曜日からの大寒波到来で、大沼は雪に覆われた箇所が多くなり、何層にもなったようなアイスバブルは探しきれなくて見れなかったけど、凍った湖を歩くのが楽しくて、アイスバブル探しはクセになりそうです。

 

普段山で使ってるザックはミレーのサースフェー28+5(ピンク紫のやつ)ですが、場所やシュチュエーションではもう少し小さめのザックが欲しいなーと思ってて。ちょっとした観光や、ハイキンギよりも軽い歩きとか、そういう時に使う用に。

でも一度ちゃんとしたザックのヒップベルト有りになれると、20ℓ以下のザックではショルダーベルトしかないタイプが多くて。いくつか候補を絞っていつ買うか考えたてたら、ちょうど妹から『誕生日でしょう?欲しいものある?』コール。

ありがたく申し出に乗らせて頂き、妹から届いたカリマータトラ20。ちゃんとヒップベルトもあるタイプ。ちょっとカラーリングがお子様ザックみたいだけど、天蓋もあるし、基本の使用は揃っていて8,000円ほど。

アイスバブル探しみたいな雪山遊びや、スノーシューハイクには今後これを使おうかと思います。

そして、たまたま見つけた雑貨店で、可愛いブラシと金属塵取りセットを発見。……これは、アイスバブル探しに使えるのでは?と購入。

今回、塵取りで大まかに雪をかいて、ブラシでさらに取り除いてからお湯をかけて見る方法でばっちりでした。 ちなみに金属塵取りセットはさいたま市にあるDALTONで発見。アメリカの生活雑貨のお店ですが、可愛いくて役にたつ雑貨ばかりで楽しいお店です。

www.dulton.jp

あと、300m入るステンレスボトルも購入。お湯を入れて持参します。アイスバブル、氷の表面にお湯をちょっとかけると、透明感が増して綺麗になるそうで。

前回と同じに8:00に自宅を出て、10:30前に今度はおのこ駐車場に着。今日は、オットは年末に買った軽アイゼンを初装着。mont-bellの6本爪のやつです。

私はチェーンスパイクで。軽アイゼンとチェーンスパイクの歩き比べです。

船着き場から湖面へ。常ならば水面を歩く非日常さ。

おお!ワカサギ釣りの穴。大沼は氷上ワカサギ釣りが出来ます。穴から見える氷の厚さ、結構厚くて安心します。

穴を覗きこむオット。結構岸に近い場所でした。ワカサギ釣りは湖のまん中あたりでやってるイメージでしたが、岸に近い場所でもワカサギ回遊ポイントであればいいのか。古い釣り穴には雪が積もり、どこにあるか分からなくなっています。注意しないと踏み抜いてびっくりします。

あちこち黒く氷が出てる場所を見ていきますが、なかなかバブルがでかいのは見つからず、やっと一個目発見。昨日からの最強寒波で雪がかぶさったのか、見つけるのがなかなか難しい。

正しいバブルの撮影の仕方は氷上に腹這いになること。腹這いになり、黒檜山を入れて撮影。昨日の寒波の強風で、黒檜山は霧氷で真っ白でした。

アイスバブル二つ目発見!

寝っ転がってよく見ると、小さめのバブルが下にもうひとつ重なってる?

前回小沼で見た細かいバブルとは明らかに違う、サイズの大きなバブルに気持ち上がる~。

大沼は小さいバブルも小沼と違う感じがしました。

アップで。

さらにアップで。氷の厚さや水深のせいか、小沼よりバブルの奥行きが深い気がしました。ヒビが入ってますが、乗って危ない感じは全然ありません。

オットの軽アイゼンの足元。オットいわく、軽アイゼンは氷にもしっかり刺さる感じと。

黒檜山真っ白。今日も赤城はいい天気でした。湖面上はちょっと風が強くて地吹雪みたいになる時もあったし、顔が冷たかったけど、空が晴れてるのは気持ちいい~。

画面の湖面上、ところどころ黒くなってるとこが氷が見えてる場所。そこをあちこち巡ってアイスバブルを探します。

広い雪原。夏ならばここはエメラルドブルーな水の上と思うと……不思議だ。

来た方向は、ちょっと薄雲出てる?

3個目、発見! 塵取りセットで雪をどけて、お湯をかけて。

私にはこのバブル、おかっぱ頭の女の子に見えました。

腹這いになって撮影。

周りにも、小さめだけど層になったアイスバブルが。

手前、小沼タイプの細かいバブルだけど、あきらかに粒が大きい部分が。

小沼タイプが魚卵で例えるとトビッ子なら、これは筋子イクラくらいある。表面が大きめで、中のバブルは小沼サイズ。下からぼこぼこってガスが沸いて表層に出る時に凍ったんだろうか。

寝転がり背景を入れて撮影。赤城神社に近い場所です。神社に近いあたり、大きめアイスバブル多かったです。メタンガスが出てるポイントなのかも。

強風で身体も冷えてきたし、さっきの3つ目バブルでお湯も使い果たしたから戻りますか。

皆が出入りする場所は、まっすぐに湖上に続く足跡がなんかステキ。大沼、岸に近い場所はわりと雪深くて、15から20センチはあったかな。湖上は場所により、雪が溜まった場所も、風に吹かれて薄い場所もある感じ。全体的に平坦で歩きやすいです。

さて車に戻り、撤収。お腹すいたから、遅い昼ごはんに行きます。 距離は歩いてないし、平坦だけど、地吹雪の中歩いてると寒さでカロリー使うせいかお腹ペコペコです。

赤城山から下って20分。前橋市街に入るところにある大きな赤い鳥居近くのホルモン焼きの店、大川食堂へ。13:55に滑り込みセーフ。ランチ時間のラストオーダーは14:30までだけど、14:00までには入ったほうがいいかも。

まずは、レバーとホルモンを一人前ずつ。ホルモンは茹でてあるタイプ。

ハツとハラミも一人前ずつ。ハラミは本当に内蔵に近い肉って感じで、あまり脂がない歯ごたえある感じです。

ホルモンは300円、ハツも300円。レバーが350円でハラミか400円かな? 一人前だけど二人で十分な量で、どれもめちゃ安くて新鮮です!味噌だれもピリ辛で美味しい♪

これに2合ありそうな大量の白飯と漬物、スープ、サラダのセットをつけます。セットは350円でした。

肉一人前も結構量あって、二人で腹一杯食べて2500円、コスパ最強! 赤城山に来たら渋川でモツ煮を食べるか、ここでホルモン焼きを食べるか、悩ましい二択が出来ました。