――鰻が食べたい。
親子丼でもなく豚丼でもない。ステーキでもなく焼き肉でもなくラーメンでもない、う・な・ぎ、が無性に食べたい時があります。
あの甘辛い、メシに絡むタレが、ほわほわなのに脂の乗った身が食べたい。タレの香りに混じるサンショウのいい香りを思い切り吸い込みたい。そんな日が、日本人ならばたまーーにあるハズ。
ここ１年か２年くらい、夏にお店の鰻を食べに行ってなかったので、しばらく鰻に飢えていたとこに、江戸川区に住む妹から、江戸川区役所そばのボリュームとコスパで有名な鰻屋に行ってきたという写メ。
これはたまらんわいと、給料日後に万札握り締めて行ってきたのでした。
江戸川区役所より徒歩1分くらいにある、うなぎ和友さん。うな重の蓋が閉まらないくらい盛り盛りの鰻の量で有名なお店です。
行列必須のお店だそうですが、今日は平日で、しかも13：00前に着いたので行列はなく、満席だからと５分か10分表で待っただけで入店できました。
盛りが良いからコスパいいとは言われていても、鰻はやはり高い食べもの。ひとり4000円という値段はけして安くはないですが、話に聞いている『盛り』で考えれば一人前普通盛りで二人前くらいある様子なので、それがコスパいいと考えれるか、それともやはり高いと考えるかは、その人の食に対する価値観かな。
……夜の部が、昼の部で鰻が無くなるから中止という、恐ろしい理由。盛りに期待がたかまります。
鰻キターーーー！蓋は閉まりきらず盛り上がってました。鰻の端が重に入りきれないから折りたたまれてる……wwww
初めて見たわ、こんなうな重。えーと、見ただけで鰻が二枚乗ってると……。フツー、一枚くらいだよね、うな重の並は。
……スゲー……何この迫力？これうな重だよね？盛りのせいでなんか違うものに見えてくる……。
ちょっと一口箸をつけた、お見苦しい図ですみませんが、下からもう一枚鰻出てきたYO！
左右の端にも鰻半枚入ってたんで、一人前が2.5匹って計算です。
折りたたまれた鰻を持ち上げると、ね、左はじにも縦に鰻いるでしょ？左右の端に縦に半身づついたので、足してウナギ半分ありました。
ご飯も大盛りで、お重のフチまでご飯の高さがあります。ご飯だけでもかなりのボリューム。絶対１合以上ある。
で、やっぱりこの量は私は食べきれず半分残しましたが、残した鰻は持ち帰り用パックと袋をくれるので詰めて持ち帰ります。
主人はご飯は全部食べて鰻のみ一枚残し、私は半分食べて、ご飯も鰻も半分残しました。その残った分を持ち帰り用パックに詰めたら普通に一人前の持ち帰りうな丼が出来ました……どんだけ盛りがいいんだよ……
ふつーにスーパーとかで売ってそうな鰻ボリューム。
会計の際に、普通の一人前でご飯はどれくらい入っているか聞いたら、『二合弱かしら？』という恐ろしい返答が。――二合！そりゃ私には食いきれないわい！
ご飯は完食した主人も、その後夜までまったくお腹が空かずにいたので、男性でもかなりの量だと思います。女性二名で行ったら、お持ち帰り用鰻が二人前できそうです。
お値段4000円は内税だったので、実質3700円でこの量。
もちろん味はすごく美味しくて、タレはすこし甘めの好みの味、お新香も肝吸いもすごく美味しくて、鰻も脂が乗ってジューシィーでほわほわ。
店に併設の専用駐車場はありませんが、近所のコインパークで40分駐車サービスあり。一時間300円の三井のリパーク代金の内、200円を現金で頂きました。
鰻を食べたい、そうそう食べれるものではないから食べるならたらふく食べたいというむきには、江戸川区まで足を運ぶ価値のあるうなぎ屋さんだと思います。
ただし、土用の丑の日はすごく混みそうだから、行くなら外したほうがいいかも。鰻も、実は冬のほうが脂がのるそうです。
