どんな人生にも雨の日はある。

登山初心者の山歩きの記録と日常。行ける山から少しずつ。

北奥千丈岳・国師ヶ岳・前国師岳

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 9/25水曜日、水木連休の一日目に、山梨の北奥千丈岳に行ってきました。

知名度はあまり高くない山ですが、奥秩父の山々の最高峰(2601m)だったりします。大弛峠(おおだるみとうげ)から1時間半ほどで登れて、登山道も木道や階段で整備された登りやすい高山です。

峠を挟んで反対側にある金峰山のほうが有名で、登山武装の皆さんは大体がそちらへ歩かれますが、金峰山はコースタイムで片道2時間半、我々の足だと間違いなく3時間は固いので往復6時間以上必須。そこまで根性も脚力もない我々には今は無理と、そそくさと反対側の山に登りましたが、なかなかどうして、とてもいい山でした。

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 今回も大弛峠がすでに2300mあるので、300mほど登って降りてくるコースです。黄色の線の、まず前国師(2570m)、そこから三繋平に降りて次に国師ヶ岳(2592m)、国師から降りて三繋平まで戻り、北奥千丈岳(2601m)へ登り返しと、三つの峰を踏むことになります。……たとえ、各峰の間が15分ほどでも、縦走は縦走だw

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 おはよーございます、只今朝の8:00くらいです。ガスが上がってきて真っ白の登山口にある大弛峠(おおだるみとうげ)駐車場です。

今回は最寄りインターが中央道の勝沼の為、中央道は高速代高いから節約で割引になる深夜時間帯(4:00まで)に高速乗るため、2:30起き(…うお)で3:30出、3:50に最寄りの圏央道から乗って中央道へ。地元からここまで3時間、まだ薄暗い山道を通って、この大弛峠の駐車場に着いたのは6:30。

それでもすでに半分くらい駐車場が埋まってました。この大弛峠駐車場、紅葉シーズンともなると朝早くから満車になり、止められない車が路肩に行列なすような場所との事。9月末でシーズン入口にかかってきてるので、駐車スペース確保と高速代節約も兼ねて、現地に早くきて仮眠する方法を取りました。

6:30から8:00まで、しばし仮眠をとります。(自分は移動中にぐっすり眠らせてもらいましたが、それでも2:30起きはしんどい。前日フツーに仕事した後だし、就寝11時くらいだし)

車中泊や仮眠してる車は他にもいたし、キャンピングカー仕様のバンでキャンプしてる人もいました。

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 トイレはありますが和式ボットンでお世辞にも快適なとは言えないけど、備え付けの紙はあるし、山ではトイレがあるだけありがたく思わないと。山歩きに慣れた人でないとこんな奥地の登山口まで来ないだろうからいいけど、フツーの観光客が見たらきっとショッキングなトイレw(主にインセクター方面で)で用を足して、準備をして、8:20頃に登山開始です。

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まずは大弛小屋へ向かいます。木屋裏から登山道が始まるので。小屋に続く砂利道の入口脇に、手書きのコース俯瞰図。これ山梨の山でよく見るヤツで、西沢渓谷で毎回見ています。 山と高原地図で見ると、すごい短いコースに見えますが、この俯瞰図で見るとなかなか歩きごたえがありそうなコースに見える。黄色く印した右側の往復が今回のコースです。

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 距離にすると国師ヶ岳まで1.2キロか。最寄駅から自宅までくらいの距離ですが、平地ならパンプスで15分以内で歩ける距離でも、起伏があり足元の悪い山道の登りでは山と高原地図のコースタイムで1時間です。あの地図のコースタイムはわりとサクサク行くような早い歩きなので、我々ならプラス30分は最低見積りたいところ。

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 小屋に続く砂利道を登っていきます。ガスが薄くかかったシラビソの林が神秘的。

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 大弛小屋、今日は臨時休業の張り紙。休業でもそこは山小屋、避難場所としての役割もあるのでドアは空いており、中で休むことは出来ます。小屋でしか手に入らない北奥千丈岳のバッチが欲しかったんだけどなー。残念。

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 小屋の前を通り、裏側へ向かいます。小屋の裏から前国師へ向かう登り道が始まります。

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 初めはこんな階段。苦手なタイプではあるけど、丸太の真ん中がえぐれて低くなっているだけマシ。足を高く上げ下ろししなくてすむ。

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 すぐに二人並んであるけるほどの、幅広い木道の坂道と木の階段になります。木道には滑り止めで横に細い木が渡してあります。階段も一段一段が低めで、歩きやすいいい階段。霧で濡れているので気を付けないと滑るけど、ワタシのおニュー靴はメガグリップ。滑らなーいw

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 階段を登っていると、雲が抜けて森に日差しが入ってきました。天使の梯子のようになった日差しの中を、霧が動いているのが神秘的な、美しい風景でした。

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 あ、ちょっぴり紅葉が始まってる!あと一週間もすれば大弛峠あたりまで降りてきそう。そしたら駐車場混むだろうなー。

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 朽木についたコケの中に、赤く色付いた葉っぱはっけーん。今日の小さい秋見ーつけたー♪

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 地図でいう、丸く輪っかになった場所にきました。奥に行けば前国師、右に行けば夢の庭園。夢の庭園という景色の良い場所から抜けるか、このまま階段で樹林帯を行くかの選択。しばしオットと意見を交わし、今はまだガスが上がってきてるので展望の良い場所を歩いても視界が真っ白だろうから、このまま前国師へ行き、帰りに夢の庭園通ろうよで決着。奥に進みます。

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 そのまましばし歩いて、周りの木々が開けてきた場所で息を整える為に休止し、ふと振り返った光景がコレ。……スゲーと二人で見とれる。

金峰山にかかる雲がダイナミックな光景を作り出してました。山頂直下の金峰山のシンボル、五丈岩まで見える(山頂あたりにポチって見える大岩、15mくらいあり、隙間なく積まれたみたいに見える謎の自然石)。

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金峰山から首を左に降れば、遥か彼方、雲海から頭を出すのは南アルプスの盟主、甲斐駒ケ岳

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 ふと頭上を振り仰げば、2500m越えて植生の高度限界にきた木々が立ち枯れた青空。……いいぞ、すごくイイ。なんだかすごく楽しくなってきたw

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 頭の上に枝を伸ばしていた亜高山帯のシラビソなどの木々が低くなり、空が見え始めると山頂に近い合図。もうすこしで前国師岳の山頂です。

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 キタ!前国師!……って、ちょうど雲が上がってきてしまってガスガスで視界真っ白ーーー。ちょっと待っても景色が変わらないので、面白くないのでスルーして先に行きます。

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 前国史岳の山頂からすぐに階段が現れます。ここを下り、少し歩くと三繋平という小さな広場に出ます。

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 10分足らずで三繋平到着。ベンチがあるのでここで行動食を補給。チーズが挟まれた一口サイズのルヴァン(旧リッツ)を食べます。この三繋平、前国師岳国師ヶ岳北奥千丈岳の三つを繋ぐからこんな名前なのかな。

行動食を食べながら、先に国師と北奥千丈どちらに行くか相談。ガスってたので、先に国師、ガスが抜けたあとに展望の良い北奥千丈にしよーよと決定。左手の国師方面へ向かいます。

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 三繋平から少し下ると、シラビソの林が広がります。下は一面のコケ。八ヶ岳のような景色にガスが抜けて日が差してきて、コケの緑がすごく綺麗でした。

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 少し登り返し、三繋平から15分ほどで国師ヶ岳に到着!ちょうど雲が切れてきて、青空が広がり始めた、ナイスタイミングで山頂に出れました。

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 奥に金峰山と五丈岩が見える!さきほど振り返って見たときに、金峰山を飲み込むばかりだった大きな雲はどうやら抜けた様子。

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 国師ヶ岳の山頂はこんなふうに大きめの岩がごろごろしています。座りやすいので、ここでお弁当を広げる方々も居ました。このまま奥に行くと甲武信ヶ岳へ向かう縦走路へ行けるみたいですが、我々は少し休んで景色を堪能したら踵を返して、今日の一番の目的地、北奥千丈岳へ向かいます。

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 奥に見えるはこれから向かう北奥千丈岳。大きな雲が見えるけど、行った時にあれがかかりませんよーに。

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 また三繋平へ戻り、今度は右手奥へ向かいます。

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 15分ほど登ると、北奥千丈岳山頂に到着ー!2601m、今まで登った山で一番高いか?

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 山頂看板裏にある大岩に、小さな陶器で出来た狛犬が一対飾られてました。祠などは無いので、山体そのものが昔から信仰対象になっているんだろうな。

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 うおーーー、眺めいいーーー。金峰山の右奥に見える高い山々は八ヶ岳!先週あそこに行ったよ!金峰山の左奥には南アルプス!山頂にちょっと雲がかかってしまったけど。

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 図解するとこんな感じ。北奥千丈岳、360度の視界が開けてとても気持ちイイです。金峰山の展望台だね、ココ。

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 振り返れば、先程まで居た国師ヶ岳の山頂が見える。山の上、白くなって見える場所が先ほどの国師ヶ岳の山頂の岩場です。その奥にチラりと見えるんは甲武信ヶ岳木賊山か。

いやーーー、いい眺めで大満足。20分くらい山頂に居たかも。ここも花崗岩の角が取れた大岩がごろごろしてるので座る場所は沢山あって休憩にいい場所です。何しろ、眼下に広がる絶景に時間を忘れて見入ってしまいます。

しばし堪能してから、下山開始。前国師へ向けて歩き出します。

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 名残惜しく北奥千丈岳を振り返る。また来るよ、北奥千丈!とっても良かったよ、あまりネームバリューが無いとか言ってゴメン。

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 前を向けば前方左手に金峰山の勇姿。これを眺めながら歩く稜線は気持ちイイ。

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 立ち枯れた針葉樹の間に、色付き始めた広葉樹。そして真っ青な高い空。ここには紛れもなく秋の空気が流れてました。

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 おー!気持ちイイなーー!甲府か?笛吹きか?下界の平地の街まで見えるよ。すごくアルパインないい気持ち。たかだか300mしか登ってないのに。

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 下山途中、朝は行かなかった夢の庭園へ。ここも展望がいいとの事で楽しみv

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 ん?でもけっこう道が狭くない?初めは細い道で心細くなりますが15分ほど下るといきなり展望が開けた岩場に出ます。黄色の→方面へ木道を行き、途中からは岩混じりの細い登山道を降りていきます。

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 夢の庭園。金峰山南アルプスが一望できる開けた岩場です。山頂まで登らなくとも、ここで景色を見れば満足できるのかもしれない。バイクのライダーが、ライダーブーツで登ってきてました。大岩の上に座っているのは主人。なかなか快適だよと岩の上に誘われたけど怖いから却下。

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 大岩のそばにあるナナカマドは実が赤く色づいていました。葉っぱも先っぽから赤くなってきている。

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 夢の庭園からは、駐車場が見おろせました。たしか登山口でここまで0.3キロって書いてあったし、意外と駐車場から近いのね。

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 木で出来た手すり付きのりっぱな階段があるので、安全に降りられます。

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 階段を下から見上げるとこんな感じ。途中にある大岩に、夢の庭園のプレートが付けてありました。ここまでなら歩きなれてない人でも、一汗かくくらいで来れるだろし、老人子供にはいいかもしんない。

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 奥に見える岩が露出した山は瑞牆山かな?

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 瑞牆山らしき山をズーム。瑞牆山は巨石が多い、岩登りのあるコースだと聞きます。石楠花が多くて春が綺麗だそうで。

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 夢の庭園の入口に、説明が書いてありました。あの巨石は自然なのか、そこに歩きやすように足場をつくり階段を設置したんだな。

 

全体的に、前国師岳へ向かう道もすごく整備されていて、階段も尾瀬みたいに段差が低く歩きやすいように配慮された、すごく整備の行き届いた山という印象を受けました。

全て階段・木道というわけではなく、夢の庭園分岐を過ぎると階段、岩のある山道、階段という具合に、岩ゴロ道と階段が交互になり、三繋平から先は階段皆無になりますし、北奥千丈岳山頂直下の登り道にはなかなか全身を使うような岩場もありますけど、それでも歩きやすい印象を受けました。

こういう歩きやすい道を歩くと、登山道整備されている方々には頭が下がります。気持ちよく歩けて、いい景色を思う存分堪能できたのは道を整備してくれてる方々のおかげだなー。

北奥千丈岳、何気なく見ていたどこかのウェブの登山記事にあって、大弛峠からすぐだよー、整備された木の階段だよー、1時間くらいで登れるラクラク登山だよーくらいな前情報で行ったので、こんなに景色がよく、アルパイン気分を堪能できるところだとは思いませんでした。開けた岩場も気持ちよかったし、また再来したい山がひとつ増えました。

この後、高速代節約で、秩父甲府をつなぐ雁坂トンネルで帰りました。途中、秩父の大滝の湯で汗を流して、秩父市内の地元スーパーで名物秩父ホルモンを買って帰宅、家で焼いて肉を補充しました。

 

しかしとてもいい山域だったので、北奥千丈岳をもちろん再訪したいけど、脚力付けて今度は向かいの金峰山まで行ってみたい、金峰山ま行けなくても手前の朝日岳まで歩いてみたいと思っているので、また2:30とかに起きて深夜割引で高速代を節約して、駐車場で仮眠する日も近いかもしれません。

 

※今回のおニュー登山靴・TX5レポは、中敷(インソール)をもともとのスポルティバ純正に戻し、登山靴下を新しい厚手で滑らないタイプに変えてチャレンジ。前回はシダスのインソールでカカトが当たっていたけど、純正インソールだと当たらなくなり、カカト問題は解決。左足の甲の外側も、シダスのインソールを抜いた事により高さが減って、甲に当たることも無くなりました。次は前回履いていた登山靴下(足裏や足首のサポート力が強くヤツ)で試してみようと思います。

一般的には滑ると言われている濡れた木道や木の階段もTX5は滑らず快適でした。花崗岩のごろごろ岩道もよくグリップしてくれて、自分の足の置き方の悪さによるもの以外は、すべてグリップしてくれてました。もちろんソールが新品だからというのもありますが、翌日に用があって行った石井スポーツの店員さんが、「TX5は岩の強さがほかの登山靴とは別物」と言ってたんで、もともとがアプローチシューズだから岩に強いんでしょうな。よくグリップする代わりにソールの減りが早いようなレビューをどこかで読んだので、そこも気をつけてみようかなとは思います。

 

 

 

 

★オマケ★

今回も歩いてる最中に見つけたキノコ達の写真です。北奥千丈岳への道は、なかなかキノコが豊富で楽しい山道でした。

今回も例により、種類同定には自信はにゃいので、それっぽいかな~くらいで種類は見てくだされ。

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もしかしたらアンズタケ?黄色の目立つキノコでした。木道脇のコケの中に生えていました。アンズタケならフレンチの食材ジロールよ。

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 ハツタケ?これはわかんにゃい……何者かが一口、ガブリとかじった跡が印象的でした。この歯型をつけたヤツは何だろう。イタチかネズミか。そしてなぜ一口で止めたのか。まずいのか、毒なのか。ヒロミGOの林檎殺人事件の歌を思い出す。

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もしかしてヤマドリタケっぽい…?それともアカヤマドリ?キノボリイグチ?どちらにしても、もしかしたら美味しいヤツかもしれない。

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 これも端を一口かじられているのが気になる。いや、かじられたところからヒダが見えるからイグチ系ではなくてカワリハツ系か?

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f:id:Aoituki:20190929181757j:plain木道の上に、直径15cmほどの大きなキノコが落ちてました。先行者が抜いてみたものの、持て余して置いていったのか。裏までじっくり観察できて、これはたぶんキンチャヤマイグチかな。そうであれば食べれます。

イグチ系キノコは、裏が海綿みたいなスポンジ状になっているんで、裏面見るとすぐわかります。シイタケとかシメジみたいなヒダになってなくて、スポンジか網目状かになってるんで。あと、傷が付くと青く変色する奴が多いです。これもちぎられた根元が青くなってるのが見えます。

f:id:Aoituki:20190929181817j:plainまるでふわふわの、ちょいと前に流行りだったスフレパンケーキみたいなキノコ。図鑑によればパンケーキチックなヤツはイロガワリというイグチ系キノコなんだけど、自信はない。

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 これも調べたけど特定できなかったキノコ。赤茶色で身の薄いカンジ。なんとなく毒っぽいイメージ。

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登山道脇のコケがたくさん生えてる倒木か切り株に、1センチくらいの小さなきのこがいっぱいついてました。ナメコはブナの倒木につくし、ここは針葉樹林帯だからナメコではないだろうと推測、チャナメツムタケ?センボンイチメガサ?これも自信がない……。

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これは見た瞬間に分かりました。図鑑で見て、一度見てみたいと思っていたムラサキジメジだ!北奥千丈岳の山頂直下の登山道で発見。まだ幼菌で傘が開ききってないけど。

 

うーーん、北奥仙丈岳、なかなかのキノコ収穫(←写真での)がありました。登山道脇だけでこれだけ色々見れたので、本気でキノコ探して山の中に立ち入ればもっと色々ありそう。個人的にムラサキシメジを初めてみれたのと、ヤマドリタケっぽいキノコを見れたんがテンション上がりましたね。実は国師の山頂で浮き石を踏んで、左足首を少しひねってましたが、ムラサキシメジ見た瞬間は痛みが吹き飛んだわいw

来週は奥鬼怒にある歩いてしか行けない温泉へ一泊で行く予定なので、その登山道でもいろんなキノコを見れるといいなーと思っておりマス。